【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期の函館市電湯の川線 (松風町駅～湯の川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.6万円/坪(6.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +32.5％( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 154.3 坪 (昨年 98.2 坪から +57.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。深堀町駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは杉並町駅で昨年に比べ -40.7 ％、坪単価は 15.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(湯の川温泉駅)は +255.0 ％(坪単価 +11.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(杉並町駅)は -40.7 ％(坪単価 -10.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 6.8 分 → 2022年 5.3 分、-22.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 27.3 ％ → 2022年 45.5 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 ％ → 2022年 9.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった柏木町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.4万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +5.0％( +1.0万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新川町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.6万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -20.6％( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 函館市電湯の川線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 松風町駅 | - | 14.9万/坪 (60.5坪) | - |
| 新川町駅 | 11.6万/坪 (12.1坪) | 14.6万/坪 (178坪) | - |
| 千歳町駅 | 13.8万/坪 (166坪) | - | 7.2万/坪 (34.8坪) |
| 昭和橋駅 | - | - | 15.8万/坪 (69.6坪) |
| 堀川町駅 | - | - | 11.1万/坪 (51.4坪) |
| 千代台駅 | - | 14.3万/坪 (39.3坪) | - |
| 中央病院前駅 | - | - | - |
| 五稜郭公園前駅 | 95.1万/坪 (221坪) | - | 46.5万/坪 (56.0坪) |
| 杉並町駅 | 15.1万/坪 (254坪) | 25.5万/坪 (125坪) | 25.2万/坪 (115坪) |
| 柏木町駅 | 20.4万/坪 (103坪) | 19.4万/坪 (103坪) | - |
| 深堀町駅 | 14.4万/坪 (69.6坪) | 15.0万/坪 (110坪) | 18.2万/坪 (60.5坪) |
| 競馬場前駅 | - | - | - |
| 駒場車庫前駅 | - | - | - |
| 函館アリーナ前駅 | - | - | - |
| 湯の川温泉駅 | 15.6万/坪 (454坪) | 4.4万/坪 (90.8坪) | - |
| 湯の川駅 | 12.1万/坪 (54.5坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
湯の川温泉駅 15.6 万/坪(昨年同期比 +255.0 ％)
湯の川温泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.6万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +255.0％( +11.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 453.8 坪 (昨年 90.8 坪から +400.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.0 分 → 2022年 4.0 分、-60.0 ％と大きく減少)
杉並町駅 15.1 万/坪(昨年同期比 -40.7 ％)
杉並町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.1万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -40.7％( -10.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 254.1 坪 (昨年 124.8 坪から +103.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 6.5 分 → 2022年 5.5 分、-15.4 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示