物件種別
対象路線
調査期間
土地
2023年第1四半期
2023年1月3月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

土地相場の概況

2023年1月〜3月期のJR山陰本線 (梁瀬駅居組駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.1万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +32.8%( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 32 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 92.7 坪 (昨年 153.4 坪から -39.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。豊岡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは江原駅で昨年に比べ +153.2 %、坪単価は 11.9 万円/坪となった。

上位 2 駅(江原駅八鹿駅)は +152.1 %(坪単価 +7.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(梁瀬駅浜坂駅)は -28.0 %(坪単価 -2.4 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 6.2 % → 2023年 9.4 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった豊岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +28.2%( +2.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて -11.1%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった梁瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -39.6%( -3.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR山陰本線(沿線・駅ごとの土地について)
JR山陰本線現状(2023)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
梁瀬駅5.0万/坪
(90.8坪)
8.2万/坪
(150坪)
-
和田山駅8.5万/坪
(64.7坪)
3.5万/坪
(206坪)
3.5万/坪
(116坪)
養父駅-4.7万/坪
(284坪)
-
八鹿駅11.4万/坪
(60.5坪)
4.5万/坪
(161坪)
6.7万/坪
(193坪)
江原駅11.9万/坪
(69.3坪)
4.7万/坪
(102坪)
4.6万/坪
(259坪)
国府駅4.0万/坪
(188坪)
-3.5万/坪
(99.8坪)
豊岡駅13.2万/坪
(93.8坪)
10.3万/坪
(150坪)
13.1万/坪
(106坪)
玄武洞駅11.8万/坪
(84.7坪)
-2.0万/坪
(95.3坪)
城崎温泉駅---
竹野駅-0.5万/坪
(31.8坪)
4.9万/坪
(60.5坪)
佐津駅---
柴山駅---
香住駅---
餘部駅---
久谷駅---
浜坂駅8.3万/坪
(79.4坪)
9.9万/坪
(171坪)
9.7万/坪
(48.4坪)
諸寄駅---
居組駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

江原駅11.9 万/坪(昨年同期比 +153.2 %)

江原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.9万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +153.2%( +7.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

平均土地面積は 69.3 坪 (昨年 101.7 坪から -31.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 38.5 分 → 2023年 12.0 分、-68.8 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 20.0 %)

八鹿駅11.4 万/坪(昨年同期比 +151.1 %)

八鹿駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.4万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +151.1%( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 161.1 坪から -62.4 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 75.0 分 → 2023年 45.0 分、-40.0 %と大きく減少)

梁瀬駅5.0 万/坪(昨年同期比 -39.6 %)

梁瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -39.6%( -3.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 149.7 坪から -39.4 %減)。

浜坂駅8.3 万/坪(昨年同期比 -16.4 %)

浜坂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -16.4%( -1.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 79.4 坪 (昨年 171.4 坪から -53.7 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 17.7 分 → 2023年 7.0 分、-60.4 %と大きく減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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