【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜6月期の神戸市海岸線 (新長田駅~中央市場前駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.3万円/坪(26.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +42.0%( +25.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2022年)に比べて -5.6%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 53.9 坪 (昨年 34.5 坪から +56.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。新長田駅、御崎公園駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは和田岬駅で昨年に比べ +1442.9 %、坪単価は 42.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(和田岬駅)は +1442.9 %(坪単価 +39.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新長田駅)は +30.2 %(坪単価 +27.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 7.0 分 → 2023年 4.6 分、-33.6 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 58.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新長田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +30.2%( +27.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった和田岬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.5万円/坪(12.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +1442.9%( +39.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
神戸市海岸線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新長田駅 | 116万/坪 (64.5坪) | 89.3万/坪 (27.7坪) | 12.6万/坪 (15.1坪) |
駒ケ林駅 | - | 56.6万/坪 (25.4坪) | 13.1万/坪 (18.5坪) |
苅藻駅 | - | 39.9万/坪 (18.9坪) | 26.0万/坪 (122坪) |
御崎公園駅 | 86.0万/坪 (56.2坪) | 60.7万/坪 (48.0坪) | 71.7万/坪 (53.3坪) |
和田岬駅 | 42.5万/坪 (25.0坪) | 2.8万/坪 (18.2坪) | 38.6万/坪 (33.3坪) |
中央市場前駅 | - | 96.0万/坪 (93.8坪) | 79.2万/坪 (90.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
和田岬駅 42.5 万/坪(昨年同期比 +1442.9 %)
和田岬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.5万円/坪(12.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +1442.9%( +39.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 25.0 坪 (昨年 18.2 坪から +37.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 11.0 分 → 2023年 2.5 分、-77.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 50.0 %)
新長田駅 116.3 万/坪(昨年同期比 +30.2 %)
新長田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +30.2%( +27.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 64.5 坪 (昨年 27.7 坪から +132.7 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 5.3 分 → 2023年 8.0 分、+50.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示