【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR山陰本線 (京都駅～上夜久野駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.2万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -13.1％( -3.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 32 件(１年前(2023年)に比べて -45.8％( -27件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 78.6 坪 (昨年 113.9 坪から -31.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。綾部駅、福知山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは馬堀駅で昨年に比べ +256.9 ％、坪単価は 49.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(馬堀駅、八木駅)は +207.3 ％(坪単価 +26.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(上川口駅、胡麻駅)は -87.1 ％(坪単価 -3.8 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 26.6 分 → 2024年 40.4 分、+51.7 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 10.2 ％ → 2024年 6.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京都駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 106万円/坪(32.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -54.8％( -128.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上川口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.09万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -98.0％( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR山陰本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 京都駅 | 106万/坪 (22.7坪) | 234万/坪 (72.6坪) | 178万/坪 (50.7坪) |
| 梅小路京都西駅 | - | 66.1万/坪 (31.8坪) | 99.2万/坪 (27.2坪) |
| 丹波口駅 | - | - | 200万/坪 (71.1坪) |
| 二条駅 | - | - | 133万/坪 (27.2坪) |
| 円町駅 | 95.0万/坪 (36.3坪) | 115万/坪 (27.7坪) | 63.0万/坪 (83.4坪) |
| 花園駅 | - | - | - |
| 太秦駅 | - | - | 70.8万/坪 (21.2坪) |
| 嵯峨嵐山駅 | 83.9万/坪 (39.3坪) | 121万/坪 (43.9坪) | 43.4万/坪 (78.7坪) |
| 保津峡駅 | - | - | - |
| 馬堀駅 | 49.6万/坪 (36.3坪) | 13.9万/坪 (192坪) | 18.4万/坪 (54.5坪) |
| 亀岡駅 | 5.7万/坪 (79.6坪) | 20.9万/坪 (61.8坪) | 13.1万/坪 (82.9坪) |
| 並河駅 | 5.4万/坪 (484坪) | - | 21.5万/坪 (24.2坪) |
| 千代川駅 | - | 23.5万/坪 (121坪) | 34.3万/坪 (49.9坪) |
| 八木駅 | 28.7万/坪 (45.4坪) | 11.1万/坪 (333坪) | 4.7万/坪 (21.2坪) |
| 吉富駅 | - | - | - |
| 園部駅 | 8.9万/坪 (68.1坪) | 10.2万/坪 (61.8坪) | 8.4万/坪 (105坪) |
| 船岡駅 | - | - | - |
| 日吉駅 | - | 0.19万/坪 (99.8坪) | - |
| 鍼灸大学前駅 | - | - | - |
| 胡麻駅 | 0.9万/坪 (52.9坪) | 4.0万/坪 (162坪) | 0.7万/坪 (114坪) |
| 下山駅 | 1.1万/坪 (40.8坪) | 1.6万/坪 (143坪) | 1.2万/坪 (72.2坪) |
| 和知駅 | - | - | 4.1万/坪 (96.8坪) |
| 安栖里駅 | - | - | - |
| 立木駅 | - | - | - |
| 山家駅 | - | - | - |
| 綾部駅 | 15.0万/坪 (44.9坪) | 8.8万/坪 (97.2坪) | 7.9万/坪 (141坪) |
| 高津駅 | - | 3.6万/坪 (96.8坪) | - |
| 石原駅 | 6.9万/坪 (68.1坪) | 6.3万/坪 (156坪) | 9.8万/坪 (180坪) |
| 福知山駅 | 14.4万/坪 (86.2坪) | 11.8万/坪 (141坪) | 14.2万/坪 (138坪) |
| 上川口駅 | 0.09万/坪 (191坪) | 4.7万/坪 (31.8坪) | - |
| 下夜久野駅 | - | - | 1.4万/坪 (194坪) |
| 上夜久野駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
馬堀駅 49.6 万/坪(昨年同期比 +256.9 ％)
馬堀駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.6万円/坪(15.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +256.9％( +35.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 191.6 坪から -81.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 17.3 分 → 2024年 6.0 分、-65.4 ％と大きく減少)
八木駅 28.7 万/坪(昨年同期比 +157.7 ％)
八木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.7万円/坪(8.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +157.7％( +17.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 332.8 坪から -86.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 4.0 分 → 2024年 1.0 分、-75.0 ％と大きく減少)
上川口駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -98.0 ％)
上川口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.09万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -98.0％( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 190.6 坪 (昨年 31.8 坪から +500.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 24.0 分 → 2024年 30.0 分、+25.0 ％と大きく増加)
胡麻駅 0.9 万/坪(昨年同期比 -76.2 ％)
胡麻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.29万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -76.2％( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 161.8 坪から -67.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 8.5 分 → 2024年 30.0 分、+252.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示