【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜12月期のJR京都線 (京都駅～山崎駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +20.3％( +17.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 45 件(１年前(2022年)に比べて -4.3％( -2件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均土地面積は 94.5 坪 (昨年 59.1 坪から +59.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。桂川駅、向日町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは桂川駅で昨年に比べ +44.5 ％、坪単価は 85.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(桂川駅)は +44.5 ％(坪単価 +26.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(京都駅)は -9.7 ％(坪単価 -25.4 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京都駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 235万円/坪(71.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -9.7％( -25.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった長岡京駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.8万円/坪(22.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -4.7％( -3.8万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2022年)に比べて +37.5％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR京都線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 京都駅 | 235万/坪 (78.1坪) | 261万/坪 (74.9坪) | 256万/坪 (112坪) |
| 西大路駅 | 89.3万/坪 (118坪) | 77.5万/坪 (39.4坪) | 73.2万/坪 (67.8坪) |
| 桂川駅 | 85.3万/坪 (97.6坪) | 59.0万/坪 (81.7坪) | 26.0万/坪 (424坪) |
| 向日町駅 | 82.7万/坪 (127坪) | 63.6万/坪 (97.0坪) | 54.5万/坪 (141坪) |
| 長岡京駅 | 75.8万/坪 (51.8坪) | 79.6万/坪 (36.7坪) | 65.3万/坪 (115坪) |
| 山崎駅 | - | 47.9万/坪 (38.6坪) | 25.5万/坪 (109坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
桂川駅 85.3 万/坪(昨年同期比 +44.5 ％)
桂川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.3万円/坪(25.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +44.5％( +26.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 97.6 坪 (昨年 81.7 坪から +19.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 15.5 分 → 2023年 11.5 分、-25.8 ％と大きく減少)
京都駅 235.4 万/坪(昨年同期比 -9.7 ％)
京都駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 235万円/坪(71.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -9.7％( -25.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 78.1 坪 (昨年 74.9 坪から +4.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 8.2 分 → 2023年 11.5 分、+39.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示