【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期の阪急嵐山線 (桂駅～嵐山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.7万円/坪(24.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -3.9％( -3.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 25 件(１年前(2023年)に比べて -58.3％( -35件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 55.1 坪 (昨年 64.1 坪から -14.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。上桂駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは上桂駅で昨年に比べ +13.0 ％、坪単価は 83.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(上桂駅)は +13.0 ％(坪単価 +9.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(嵐山駅)は -54.7 ％(坪単価 -38.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 10.0 ％ → 2024年 16.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.8万円/坪(25.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -10.7％( -10.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 15 件(１年前(2023年)に比べて -58.3％( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった嵐山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.5万円/坪(9.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -54.7％( -38.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 阪急嵐山線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 桂駅 | 83.8万/坪 (53.2坪) | 93.9万/坪 (50.0坪) | 97.4万/坪 (75.4坪) |
| 上桂駅 | 83.1万/坪 (38.3坪) | 73.5万/坪 (117坪) | 80.1万/坪 (75.5坪) |
| 松尾大社駅 | 63.1万/坪 (81.7坪) | 57.5万/坪 (58.1坪) | 51.5万/坪 (46.5坪) |
| 嵐山駅 | 31.5万/坪 (130坪) | 69.5万/坪 (49.9坪) | 94.2万/坪 (31.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
上桂駅 83.1 万/坪(昨年同期比 +13.0 ％)
上桂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.1万円/坪(25.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +13.0％( +9.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2023年)に比べて -36.4％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 38.3 坪 (昨年 117.0 坪から -67.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 12.1 分 → 2024年 8.3 分、-31.5 ％と大きく減少)
嵐山駅 31.5 万/坪(昨年同期比 -54.7 ％)
嵐山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.5万円/坪(9.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -54.7％( -38.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 130.1 坪 (昨年 49.9 坪から +160.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 5.0 分 → 2024年 4.0 分、-20.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示