
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の阪急嵐山線 (桂駅~嵐山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.4万円/坪(27.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +14.6%( +11.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2023年)に比べて +66.7%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 34.6 坪から +53.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。松尾大社駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは松尾大社駅で昨年に比べ +82.1 %、坪単価は 72.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(松尾大社駅)は +82.1 %(坪単価 +32.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上桂駅)は -11.1 %(坪単価 -10.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 16.1 分 → 2024年 10.1 分、-37.1 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.6万円/坪(28.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +11.7%( +10.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて +60.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった松尾大社駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.2万円/坪(21.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +82.1%( +32.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
阪急嵐山線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
桂駅 | 95.6万/坪 (58.4坪) | 85.6万/坪 (33.0坪) | 94.2万/坪 (45.4坪) |
上桂駅 | 82.8万/坪 (38.4坪) | 93.2万/坪 (33.3坪) | 87.7万/坪 (40.8坪) |
松尾大社駅 | 72.2万/坪 (81.7坪) | 39.7万/坪 (18.2坪) | 57.3万/坪 (22.7坪) |
嵐山駅 | - | 62.8万/坪 (60.5坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
松尾大社駅 72.2 万/坪(昨年同期比 +82.1 %)
松尾大社駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.2万円/坪(21.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +82.1%( +32.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 18.2 坪から +350.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.0 分 → 2024年 8.0 分、-55.6 %と大きく減少)
上桂駅 82.8 万/坪(昨年同期比 -11.1 %)
上桂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.8万円/坪(25.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -11.1%( -10.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて +500.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 38.4 坪 (昨年 33.3 坪から +15.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.0 分 → 2024年 8.3 分、-44.4 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示