【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の京阪本線 (橋本駅～出町柳駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.8万円/坪(18.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -17.4％( -12.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 25 件(１年前(2020年)に比べて +19.0％( +4件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 106.4 坪 (昨年 63.7 坪から +67.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。墨染駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは石清水八幡宮駅で昨年に比べ +203.3 ％、坪単価は 19.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(石清水八幡宮駅)は +203.3 ％(坪単価 +12.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(淀駅)は -80.9 ％(坪単価 -23.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 ％ → 2021年 20.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 13.3 分 → 2021年 16.5 分、+24.3 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 ％ → 2021年 4.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった墨染駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.6万円/坪(23.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +62.1％( +30.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった淀駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -80.9％( -23.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 京阪本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 橋本駅 | - | 14.6万/坪 (56.0坪) | - |
| 石清水八幡宮駅 | 19.0万/坪 (96.8坪) | 6.3万/坪 (28.7坪) | 16.5万/坪 (60.5坪) |
| 淀駅 | 5.5万/坪 (363坪) | 28.8万/坪 (101坪) | 32.0万/坪 (159坪) |
| 中書島駅 | 64.4万/坪 (179坪) | 26.9万/坪 (100坪) | 15.0万/坪 (166坪) |
| 伏見桃山駅 | 145万/坪 (68.1坪) | - | - |
| 丹波橋駅 | - | 99.2万/坪 (15.1坪) | 83.5万/坪 (29.9坪) |
| 墨染駅 | 78.6万/坪 (31.3坪) | 48.5万/坪 (56.0坪) | - |
| 藤森駅 | - | - | 46.7万/坪 (28.7坪) |
| 龍谷大前深草駅 | - | 25.4万/坪 (19.7坪) | 61.3万/坪 (92.3坪) |
| 伏見稲荷駅 | 66.1万/坪 (28.7坪) | 199万/坪 (191坪) | 77.1万/坪 (545坪) |
| 鳥羽街道駅 | 81.6万/坪 (139坪) | - | - |
| 東福寺駅 | 102万/坪 (19.7坪) | - | 44.1万/坪 (13.6坪) |
| 七条駅 | 59.9万/坪 (48.4坪) | - | - |
| 清水五条駅 | - | 254万/坪 (37.8坪) | 236万/坪 (63.5坪) |
| 祇園四条駅 | - | - | - |
| 三条駅 | - | - | - |
| 神宮丸太町駅 | - | 129万/坪 (28.7坪) | 177万/坪 (80.9坪) |
| 出町柳駅 | - | 126万/坪 (23.8坪) | 85.5万/坪 (44.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
石清水八幡宮駅 19.0 万/坪(昨年同期比 +203.3 ％)
石清水八幡宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.0万円/坪(5.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +203.3％( +12.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 96.8 坪 (昨年 28.7 坪から +236.8 ％増)。
淀駅 5.5 万/坪(昨年同期比 -80.9 ％)
淀駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -80.9％( -23.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 100.6 坪から +260.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 15.0 分 → 2021年 30.0 分、+100.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示