【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の京阪宇治線 (中書島駅~宇治駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.5万円/坪(14.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +5.5%( +2.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -58.8%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 41.9 坪 (昨年 95.3 坪から -56.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。木幡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三室戸駅で昨年に比べ +6082.7 %、坪単価は 30.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(三室戸駅、木幡駅)は +3051.7 %(坪単価 +19.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(桃山南口駅、黄檗駅)は -12.5 %(坪単価 -8.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.7 分 → 2024年 10.9 分、-42.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.9 % → 2024年 14.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桃山南口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.7万円/坪(17.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -21.1%( -15.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三室戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.5万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +6082.7%( +30.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
京阪宇治線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
中書島駅 | - | 56.7万/坪 (127坪) | 48.2万/坪 (85.1坪) |
観月橋駅 | 37.2万/坪 (48.4坪) | 35.0万/坪 (84.2坪) | - |
桃山南口駅 | 56.7万/坪 (42.4坪) | 71.9万/坪 (34.8坪) | - |
六地蔵駅 | - | 51.4万/坪 (81.7坪) | 24.4万/坪 (59.0坪) |
木幡駅 | 54.6万/坪 (35.5坪) | 45.2万/坪 (46.1坪) | 40.5万/坪 (52.9坪) |
黄檗駅 | 56.3万/坪 (40.8坪) | 58.6万/坪 (52.9坪) | 51.9万/坪 (49.2坪) |
三室戸駅 | 30.5万/坪 (39.3坪) | 0.5万/坪 (203坪) | 71.6万/坪 (36.3坪) |
宇治駅 | 42.8万/坪 (51.4坪) | 43.5万/坪 (104坪) | 67.8万/坪 (89.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三室戸駅 30.5 万/坪(昨年同期比 +6082.7 %)
三室戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.5万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +6082.7%( +30.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 202.7 坪から -80.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 90.0 分 → 2024年 19.0 分、-78.9 %と大きく減少)
木幡駅 54.6 万/坪(昨年同期比 +20.7 %)
木幡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.6万円/坪(16.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +20.7%( +9.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 35.5 坪 (昨年 46.1 坪から -23.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 13.0 分 → 2024年 9.5 分、-26.9 %と大きく減少)
桃山南口駅 56.7 万/坪(昨年同期比 -21.1 %)
桃山南口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.7万円/坪(17.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -21.1%( -15.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 34.8 坪から +21.7 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 7.0 分 → 2024年 9.0 分、+28.6 %と大きく増加)
黄檗駅 56.3 万/坪(昨年同期比 -3.8 %)
黄檗駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.3万円/坪(17.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -3.8%( -2.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 52.9 坪から -22.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.0 分 → 2024年 10.0 分、-28.6 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示