【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の近鉄志摩線 (鳥羽駅~賢島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.9万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +137.2%( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2023年)に比べて -34.6%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 139.9 坪 (昨年 164.3 坪から -14.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(鵜方駅)は +760.4 %(坪単価 +4.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(志摩磯部駅)は -54.0 %(坪単価 -0.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 60.8 分 → 2024年 45.0 分、-25.9 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中之郷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -20.5%( -1.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった船津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.14万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -33.9%( -0.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
近鉄志摩線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥羽駅 | 3.8万/坪 (60.5坪) | 7.6万/坪 (19.7坪) | 9.4万/坪 (99.8坪) |
中之郷駅 | 6.9万/坪 (101坪) | 8.6万/坪 (69.6坪) | 0.6万/坪 (312坪) |
志摩赤崎駅 | - | 0.15万/坪 (333坪) | - |
船津駅 | 0.5万/坪 (63.5坪) | 0.7万/坪 (56.0坪) | - |
加茂駅 | - | - | - |
松尾駅 | - | 7.6万/坪 (39.3坪) | - |
白木駅 | - | - | - |
沓掛駅 | - | - | - |
上之郷駅 | - | - | - |
志摩磯部駅 | 0.7万/坪 (175坪) | 1.6万/坪 (39.3坪) | 0.4万/坪 (43.9坪) |
穴川駅 | - | - | 0.21万/坪 (175坪) |
志摩横山駅 | 0.6万/坪 (299坪) | - | - |
鵜方駅 | 5.1万/坪 (136坪) | 0.6万/坪 (198坪) | 3.3万/坪 (134坪) |
志摩神明駅 | - | 2.6万/坪 (159坪) | 1.7万/坪 (157坪) |
賢島駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鵜方駅 5.1 万/坪(昨年同期比 +760.4 %)
鵜方駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.1万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +760.4%( +4.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて -47.1%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 136.1 坪 (昨年 197.5 坪から -31.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 65.3 分 → 2024年 50.2 分、-23.1 %と大きく減少)
志摩磯部駅 0.7 万/坪(昨年同期比 -54.0 %)
志摩磯部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.22万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -54.0%( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 175.5 坪 (昨年 39.3 坪から +346.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 120.0 分 → 2024年 60.0 分、-50.0 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示