【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期の近鉄志摩線 (鳥羽駅~賢島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -37.1%( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2022年)に比べて -18.2%( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 150.2 坪 (昨年 148.6 坪から +1.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(志摩神明駅)は +567.0 %(坪単価 +3.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(志摩磯部駅)は -64.8 %(坪単価 -2.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 4.5 % → 2023年 5.6 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 55.3 分 → 2023年 70.0 分、+26.5 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった松尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +434.2%( +5.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった志摩磯部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -64.8%( -2.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
近鉄志摩線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥羽駅 | - | - | - |
中之郷駅 | - | - | - |
志摩赤崎駅 | - | 8.1万/坪 (213坪) | - |
船津駅 | - | 2.1万/坪 (325坪) | - |
加茂駅 | - | - | - |
松尾駅 | 6.4万/坪 (78.7坪) | 1.2万/坪 (303坪) | - |
白木駅 | - | - | - |
沓掛駅 | - | - | - |
上之郷駅 | - | - | - |
志摩磯部駅 | 1.3万/坪 (88.3坪) | 3.6万/坪 (97.9坪) | 5.5万/坪 (36.3坪) |
穴川駅 | 1.3万/坪 (160坪) | - | 0.9万/坪 (218坪) |
志摩横山駅 | - | - | - |
鵜方駅 | 2.8万/坪 (217坪) | 4.3万/坪 (104坪) | 3.3万/坪 (200坪) |
志摩神明駅 | 4.1万/坪 (51.4坪) | 0.6万/坪 (245坪) | 0.4万/坪 (154坪) |
賢島駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
志摩神明駅 4.1 万/坪(昨年同期比 +567.0 %)
志摩神明駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +567.0%( +3.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 245.0 坪から -79.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.0 分 → 2023年 9.0 分、-70.0 %と大きく減少)
志摩磯部駅 1.3 万/坪(昨年同期比 -64.8 %)
志摩磯部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -64.8%( -2.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 88.3 坪 (昨年 97.9 坪から -9.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 83.0 分 → 2023年 120.0 分、+44.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示