【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期の近鉄志摩線 (鳥羽駅~賢島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.6万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +149.1%( +2.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 101.3 坪 (昨年 194.5 坪から -47.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。上之郷駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは鵜方駅で昨年に比べ -12.0 %、坪単価は 2.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(船津駅)は +2757.0 %(坪単価 +2.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鵜方駅)は -12.0 %(坪単価 -0.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 31.1 分 → 2020年 58.3 分、+87.7 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった志摩赤崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.5万円/坪(8.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +1025.1%( +25.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上之郷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.26万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -6.9%( -0.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
近鉄志摩線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥羽駅 | 6.7万/坪 (209坪) | - | - |
中之郷駅 | - | - | - |
志摩赤崎駅 | 27.5万/坪 (36.3坪) | 2.4万/坪 (81.7坪) | - |
船津駅 | 2.8万/坪 (127坪) | 0.10万/坪 (319坪) | 0.27万/坪 (180坪) |
加茂駅 | 1.9万/坪 (52.9坪) | - | - |
松尾駅 | - | - | 1.5万/坪 (171坪) |
白木駅 | - | - | - |
沓掛駅 | - | - | - |
上之郷駅 | 0.9万/坪 (200坪) | 0.9万/坪 (142坪) | - |
志摩磯部駅 | 3.3万/坪 (99.8坪) | - | 2.5万/坪 (27.2坪) |
穴川駅 | - | - | - |
志摩横山駅 | - | 1.1万/坪 (333坪) | 0.17万/坪 (99.8坪) |
鵜方駅 | 2.4万/坪 (79.0坪) | 2.7万/坪 (178坪) | 6.3万/坪 (144坪) |
志摩神明駅 | - | 1.7万/坪 (132坪) | 3.8万/坪 (169坪) |
賢島駅 | - | - | 2.5万/坪 (39.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
船津駅 2.8 万/坪(昨年同期比 +2757.0 %)
船津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +2757.0%( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 319.1 坪から -60.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 27.0 分 → 2020年 9.0 分、-66.7 %と大きく減少)
鵜方駅 2.4 万/坪(昨年同期比 -12.0 %)
鵜方駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -12.0%( -0.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて -28.6%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 79.0 坪 (昨年 178.5 坪から -55.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 31.9 分 → 2020年 85.0 分、+166.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示