【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の三岐鉄道北勢線 (馬道駅～阿下喜駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.8万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +12.7％( +1.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 18 件(１年前(2022年)に比べて -14.3％( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 143.6 坪 (昨年 149.7 坪から -4.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。七和駅、穴太駅、楚原駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは阿下喜駅で昨年に比べ +3850.0 ％、坪単価は 6.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(阿下喜駅、穴太駅)は +1932.9 ％(坪単価 +3.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(東員駅、星川駅)は -25.1 ％(坪単価 -4.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 18.1 分 → 2023年 15.0 分、-17.3 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 19.0 ％ → 2023年 5.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった星川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.3万円/坪(6.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -4.7％( -1.1万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった楚原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +11.7％( +0.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 三岐鉄道北勢線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 馬道駅 | - | - | - |
| 西別所駅 | - | - | 6.2万/坪 (25.7坪) |
| 蓮花寺駅 | - | - | 3.1万/坪 (218坪) |
| 在良駅 | - | 0.19万/坪 (103坪) | - |
| 星川駅 | 21.3万/坪 (63.8坪) | 22.4万/坪 (122坪) | 21.3万/坪 (66.2坪) |
| 七和駅 | 13.9万/坪 (86.2坪) | 12.3万/坪 (143坪) | - |
| 穴太駅 | 10.2万/坪 (137坪) | 8.8万/坪 (268坪) | 18.2万/坪 (60.5坪) |
| 東員駅 | 10.1万/坪 (72.6坪) | 18.5万/坪 (80.2坪) | 6.8万/坪 (184坪) |
| 大泉駅 | - | - | 8.8万/坪 (144坪) |
| 楚原駅 | 4.5万/坪 (106坪) | 4.1万/坪 (87.0坪) | 0.5万/坪 (154坪) |
| 麻生田駅 | - | 2.5万/坪 (186坪) | 3.0万/坪 (52.9坪) |
| 阿下喜駅 | 6.5万/坪 (395坪) | 0.16万/坪 (262坪) | 2.2万/坪 (101坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
阿下喜駅 6.5 万/坪(昨年同期比 +3850.0 ％)
阿下喜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +3850.0％( +6.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 395.3 坪 (昨年 261.7 坪から +51.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.0 分 → 2023年 7.0 分、-76.7 ％と大きく減少)
穴太駅 10.2 万/坪(昨年同期比 +15.8 ％)
穴太駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +15.8％( +1.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 137.1 坪 (昨年 267.7 坪から -48.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 20.0 分 → 2023年 24.3 分、+21.7 ％と大きく増加)
東員駅 10.1 万/坪(昨年同期比 -45.5 ％)
東員駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.1万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -45.5％( -8.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 80.2 坪から -9.4 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 23.0 分 → 2023年 30.0 分、+30.4 ％と大きく増加)
星川駅 21.3 万/坪(昨年同期比 -4.7 ％)
星川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.3万円/坪(6.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -4.7％( -1.1万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 63.8 坪 (昨年 121.8 坪から -47.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 12.7 分 → 2023年 18.4 分、+45.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示