【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期の三岐鉄道北勢線 (馬道駅~阿下喜駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -45.7%( -4.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて -57.6%( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 98.7 坪 (昨年 107.7 坪から -8.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。西別所駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西別所駅で昨年に比べ +57.2 %、坪単価は 18.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(西別所駅、麻生田駅)は +28.9 %(坪単価 +3.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(星川駅、蓮花寺駅)は -67.9 %(坪単価 -12.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 26.5 分 → 2022年 14.9 分、-44.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.1 % → 2022年 7.1 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 % → 2022年 7.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西別所駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.5万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +57.2%( +6.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった穴太駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.14万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -37.2%( -0.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
三岐鉄道北勢線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
馬道駅 | - | - | - |
西別所駅 | 18.5万/坪 (74.1坪) | 11.8万/坪 (178坪) | 22.1万/坪 (303坪) |
蓮花寺駅 | 1.0万/坪 (49.9坪) | 2.8万/坪 (52.9坪) | - |
在良駅 | - | 0.3万/坪 (185坪) | - |
星川駅 | 9.0万/坪 (166坪) | 31.3万/坪 (80.2坪) | 26.2万/坪 (156坪) |
七和駅 | 0.7万/坪 (248坪) | - | 2.2万/坪 (45.4坪) |
穴太駅 | 0.5万/坪 (96.0坪) | 0.7万/坪 (54.5坪) | 0.9万/坪 (309坪) |
東員駅 | 9.1万/坪 (154坪) | 14.7万/坪 (119坪) | 15.8万/坪 (75.3坪) |
大泉駅 | - | 13.4万/坪 (138坪) | - |
楚原駅 | 3.5万/坪 (48.4坪) | 4.5万/坪 (62.0坪) | 4.2万/坪 (110坪) |
麻生田駅 | 3.0万/坪 (54.5坪) | 3.0万/坪 (242坪) | 0.6万/坪 (39.3坪) |
阿下喜駅 | 1.6万/坪 (109坪) | 1.7万/坪 (89.7坪) | 0.9万/坪 (222坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西別所駅 18.5 万/坪(昨年同期比 +57.2 %)
西別所駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.5万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +57.2%( +6.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 178.5 坪から -58.5 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 2.0 分 → 2022年 8.5 分、+325.0 %と大きく増加)
麻生田駅 3.0 万/坪(昨年同期比 +0.7 %)
麻生田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +0.7%( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 242.0 坪から -77.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.0 分 → 2022年 6.5 分、-35.0 %と大きく減少)
星川駅 9.0 万/坪(昨年同期比 -71.2 %)
星川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -71.2%( -22.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 166.4 坪 (昨年 80.2 坪から +107.5 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 22.2 分 → 2022年 29.0 分、+30.3 %と大きく増加)
蓮花寺駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -64.6 %)
蓮花寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -64.6%( -1.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 52.9 坪から -5.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 18.0 分 → 2022年 7.0 分、-61.1 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示