【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期の三岐鉄道北勢線 (馬道駅～阿下喜駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -29.1％( -2.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 20 件(１年前(2019年)に比べて -39.4％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.5 坪 (昨年 96.9 坪から +19.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。楚原駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは阿下喜駅で昨年に比べ +174.8 ％、坪単価は 6.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(阿下喜駅、楚原駅)は +91.1 ％(坪単価 +2.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(穴太駅、星川駅)は -73.7 ％(坪単価 -16.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 31.8 分 → 2020年 17.5 分、-44.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 3.0 ％ → 2020年 15.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった星川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.0万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -53.3％( -16.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった穴太駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -94.2％( -16.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
| 三岐鉄道北勢線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 馬道駅 | - | - | - |
| 西別所駅 | - | - | - |
| 蓮花寺駅 | - | 10.7万/坪 (60.5坪) | 5.0万/坪 (133坪) |
| 在良駅 | - | - | - |
| 星川駅 | 14.0万/坪 (92.3坪) | 30.1万/坪 (49.9坪) | 12.7万/坪 (185坪) |
| 七和駅 | 4.6万/坪 (87.7坪) | 5.0万/坪 (133坪) | 14.7万/坪 (66.6坪) |
| 穴太駅 | 1.0万/坪 (153坪) | 17.5万/坪 (75.1坪) | 19.3万/坪 (72.6坪) |
| 東員駅 | 7.2万/坪 (107坪) | 14.3万/坪 (75.6坪) | 15.3万/坪 (75.3坪) |
| 大泉駅 | - | 7.9万/坪 (130坪) | 5.3万/坪 (95.3坪) |
| 楚原駅 | 11.3万/坪 (106坪) | 10.6万/坪 (70.3坪) | 4.4万/坪 (36.3坪) |
| 麻生田駅 | 3.9万/坪 (113坪) | 5.2万/坪 (269坪) | 4.3万/坪 (169坪) |
| 阿下喜駅 | 6.3万/坪 (117坪) | 2.3万/坪 (107坪) | 4.2万/坪 (100坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
阿下喜駅 6.3 万/坪(昨年同期比 +174.8 ％)
阿下喜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.3万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +174.8％( +4.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2019年)に比べて -54.5％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 117.2 坪 (昨年 107.1 坪から +9.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 61.5 分 → 2020年 25.4 分、-58.7 ％と大きく減少)
楚原駅 11.3 万/坪(昨年同期比 +7.4 ％)
楚原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +7.4％( +0.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 70.3 坪から +50.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 12.8 分 → 2020年 8.0 分、-37.3 ％と大きく減少)
穴太駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -94.2 ％)
穴太駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -94.2％( -16.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 153.3 坪 (昨年 75.1 坪から +104.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 12.5 分 → 2020年 6.2 分、-50.0 ％と大きく減少)
星川駅 14.0 万/坪(昨年同期比 -53.3 ％)
星川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.0万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -53.3％( -16.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 92.3 坪 (昨年 49.9 坪から +84.8 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示