【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期の伊賀鉄道 (伊賀上野駅~伊賀神戸駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.8万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +7.0%( +0.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2023年)に比べて -62.7%( -32件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 191.4 坪 (昨年 129.2 坪から +48.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。新居駅、丸山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは市部駅で昨年に比べ +161.8 %、坪単価は 14.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(市部駅、広小路駅)は +140.0 %(坪単価 +7.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(桑町駅、茅町駅)は -48.6 %(坪単価 -3.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.8 % → 2024年 10.5 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 25.2 分 → 2024年 30.7 分、+21.9 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった市部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.5万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +161.8%( +9.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新居駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.15万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +35.8%( +0.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
伊賀鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
伊賀上野駅 | - | 3.6万/坪 (65.0坪) | 0.3万/坪 (240坪) |
新居駅 | 0.5万/坪 (71.1坪) | 0.4万/坪 (102坪) | 0.6万/坪 (151坪) |
西大手駅 | - | 3.1万/坪 (177坪) | 5.2万/坪 (132坪) |
上野市駅 | 11.2万/坪 (76.4坪) | 16.0万/坪 (93.8坪) | 20.5万/坪 (151坪) |
広小路駅 | 10.4万/坪 (202坪) | 4.8万/坪 (138坪) | 8.0万/坪 (125坪) |
茅町駅 | 6.4万/坪 (116坪) | 11.9万/坪 (99.4坪) | 8.2万/坪 (160坪) |
桑町駅 | 2.1万/坪 (376坪) | 4.2万/坪 (98.9坪) | 7.4万/坪 (71.6坪) |
猪田道駅 | - | 5.7万/坪 (247坪) | 1.3万/坪 (116坪) |
市部駅 | 14.5万/坪 (75.6坪) | 5.6万/坪 (101坪) | 5.7万/坪 (66.6坪) |
依那古駅 | - | 0.4万/坪 (40.8坪) | - |
丸山駅 | 1.3万/坪 (317坪) | 0.9万/坪 (281坪) | 2.9万/坪 (69.6坪) |
上林駅 | - | - | - |
比土駅 | - | - | 0.6万/坪 (39.3坪) |
伊賀神戸駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
市部駅 14.5 万/坪(昨年同期比 +161.8 %)
市部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.5万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +161.8%( +9.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 100.7 坪から -24.9 %減)。
広小路駅 10.4 万/坪(昨年同期比 +118.1 %)
広小路駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +118.1%( +5.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -76.9%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 202.2 坪 (昨年 138.0 坪から +46.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.8 分 → 2024年 11.3 分、-28.1 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.7 % → 2024年 33.3 %)
桑町駅 2.1 万/坪(昨年同期比 -50.5 %)
桑町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -50.5%( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 376.1 坪 (昨年 98.9 坪から +280.2 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 33.4 分 → 2024年 65.3 分、+95.6 %と大きく増加)
茅町駅 6.4 万/坪(昨年同期比 -46.7 %)
茅町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -46.7%( -5.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -28.6%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 116.2 坪 (昨年 99.4 坪から +16.9 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 11.6 分 → 2024年 21.2 分、+83.2 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示