【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期の鹿児島市電谷山線 (武之橋駅～谷山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +59.8％( +12.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(１年前(2023年)に比べて +75.0％( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.8年(昨年 29.9年から -47.1 ％減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 64.4 ㎡から +16.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。谷山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは郡元駅で昨年に比べ +345.3 ％、単価は 38.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(郡元駅)は +345.3 ％(単価 +30.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(荒田八幡駅)は -29.4 ％(単価 -12.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 29.9 年 → 2024年 15.8 年、-47.1 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 11.0 分 → 2024年 8.1 分、-26.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 12.5 ％ → 2024年 28.6 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 28.6 ％ → 2024年 50.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡元駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +345.3％( +30.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった谷山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +81.0％( +10.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +66.7％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 鹿児島市電谷山線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 武之橋駅 | 40.6万/㎡ (8.5年/77.5㎡) | - | - |
| 二中通駅 | - | - | 32.0万/㎡ (18.0年/75.0㎡) |
| 荒田八幡駅 | 30.5万/㎡ (35.0年/95.0㎡) | 43.2万/㎡ (14.0年/82.5㎡) | 38.8万/㎡ (22.0年/80.0㎡) |
| 騎射場駅 | - | 30.6万/㎡ (17.0年/85.0㎡) | 37.8万/㎡ (20.0年/90.0㎡) |
| 鴨池駅 | 50.7万/㎡ (2.0年/75.0㎡) | - | - |
| 郡元駅 | 38.7万/㎡ (16.0年/80.0㎡) | 8.7万/㎡ (47.0年/42.5㎡) | - |
| 涙橋駅 | - | - | 25.3万/㎡ (27.0年/75.0㎡) |
| 南鹿児島駅前駅 | - | - | - |
| 二軒茶屋駅 | 43.8万/㎡ (8.0年/80.0㎡) | - | 30.8万/㎡ (14.0年/75.0㎡) |
| 宇宿一丁目駅 | - | - | - |
| 脇田駅 | - | - | - |
| 笹貫駅 | 45.3万/㎡ (3.0年/75.0㎡) | - | - |
| 上塩屋駅 | - | - | 32.5万/㎡ (7.0年/80.0㎡) |
| 谷山駅 | 22.9万/㎡ (21.6年/66.0㎡) | 12.7万/㎡ (39.0年/60.0㎡) | 21.1万/㎡ (22.5年/67.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
郡元駅 38.7 万/㎡(昨年同期比 +345.3 ％)
郡元駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +345.3％( +30.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.0年(昨年 47.0年から -66.0 ％減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 42.5 ㎡から +88.2 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 47.0 年 → 2024年 16.0 年、-66.0 ％と大きく減少)
荒田八幡駅 30.5 万/㎡(昨年同期比 -29.4 ％)
荒田八幡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -29.4％( -12.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.0年(昨年 14.0年から +150.0 ％増)。平均専有面積は 95.0 ㎡ (昨年 82.5 ㎡から +15.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 5.5 分 → 2024年 2.0 分、-63.6 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 14.0 年 → 2024年 35.0 年、+150.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示