【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年10月〜12月期の熊本電鉄菊池線 (上熊本駅~新須屋駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +37.8%( +6.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 29.5年から -17.7 %減)。平均専有面積は 69.4 ㎡ (昨年 71.1 ㎡から -2.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。上熊本駅、池田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは池田駅で昨年に比べ +83.1 %、単価は 26.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(池田駅)は +83.1 %(単価 +11.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(上熊本駅)は +55.0 %(単価 +9.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 29.5 年 → 2022年 24.3 年、-17.7 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 12.2 分 → 2022年 9.1 分、-25.5 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 75.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった上熊本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +55.0%( +9.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった池田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +83.1%( +11.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
熊本電鉄菊池線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上熊本駅 | 28.0万/㎡ (23.0年/74.0㎡) | 18.0万/㎡ (29.8年/70.7㎡) | 32.9万/㎡ (16.3年/76.4㎡) |
韓々坂駅 | 11.4万/㎡ (27.8年/70.0㎡) | - | - |
池田駅 | 26.2万/㎡ (14.8年/65.0㎡) | 14.3万/㎡ (26.8年/70.0㎡) | - |
坪井川公園駅 | 19.6万/㎡ (29.8年/60.0㎡) | - | 13.8万/㎡ (31.8年/80.0㎡) |
北熊本駅 | - | 22.7万/㎡ (24.8年/75.0㎡) | 10.2万/㎡ (30.8年/65.0㎡) |
亀井駅 | - | - | - |
八景水谷駅 | - | 6.7万/㎡ (31.8年/75.0㎡) | 12.7万/㎡ (30.8年/75.0㎡) |
堀川駅 | - | - | - |
新須屋駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
池田駅 26.2 万/㎡(昨年同期比 +83.1 %)
池田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +83.1%( +11.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 14.8年(昨年 26.8年から -44.9 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -7.1 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 26.8 年 → 2022年 14.8 年、-44.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 7.0 分 → 2022年 6.0 分、-14.3 %と減少)
上熊本駅 28.0 万/㎡(昨年同期比 +55.0 %)
上熊本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +55.0%( +9.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.0年(昨年 29.8年から -22.9 %減)。平均専有面積は 74.0 ㎡ (昨年 70.7 ㎡から +4.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 29.8 年 → 2022年 23.0 年、-22.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 60.0 % → 2022年 75.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示