【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期の熊本電鉄菊池線 (上熊本駅～新須屋駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -9.2％( -1.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 15 件(１年前(2020年)に比べて +15.4％( +2件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 25.7年(昨年 24.5年から +5.0 ％増)。平均専有面積は 80.7 ㎡ (昨年 59.2 ㎡から +36.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。池田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは池田駅で昨年に比べ +22.4 ％、単価は 20.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(池田駅)は +22.4 ％(単価 +3.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(上熊本駅)は -13.0 ％(単価 -2.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 15.1 分 → 2021年 9.6 分、-36.3 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 15.4 ％ → 2021年 40.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 60.0 ％ → 2021年 78.6 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった池田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +22.4％( +3.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上熊本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -13.0％( -2.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。
| 熊本電鉄菊池線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 上熊本駅 | 18.7万/㎡ (25.4年/81.0㎡) | 21.5万/㎡ (24.5年/62.5㎡) | 21.2万/㎡ (16.5年/77.5㎡) |
| 韓々坂駅 | - | 12.9万/㎡ (0年/65.0㎡) | - |
| 池田駅 | 20.0万/㎡ (0年/75.0㎡) | 16.3万/㎡ (25.0年/60.0㎡) | - |
| 坪井川公園駅 | 25.9万/㎡ (18.0年/85.0㎡) | - | - |
| 北熊本駅 | - | 11.0万/㎡ (0年/20.0㎡) | - |
| 亀井駅 | 13.8万/㎡ (26.0年/80.0㎡) | - | - |
| 八景水谷駅 | 10.4万/㎡ (31.0年/80.0㎡) | - | - |
| 堀川駅 | - | - | - |
| 新須屋駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
池田駅 20.0 万/㎡(昨年同期比 +22.4 ％)
池田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +22.4％( +3.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +25.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 7.0 分 → 2021年 8.0 分、+14.3 ％と増加)
上熊本駅 18.7 万/㎡(昨年同期比 -13.0 ％)
上熊本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -13.0％( -2.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 25.4年(昨年 24.5年から +3.9 ％増)。平均専有面積は 81.0 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +29.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 17.2 分 → 2021年 11.9 分、-30.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 55.6 ％ → 2021年 80.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示