【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜3月期の名鉄河和線 (太田川駅~河和駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +19.1%( +3.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 42 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +14件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.1年(昨年 24.8年から -2.9 %減)。平均専有面積は 74.4 ㎡ (昨年 76.1 ㎡から -2.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。太田川駅、南加木屋駅、阿久比駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは太田川駅で昨年に比べ +70.7 %、単価は 45.9 万円/㎡となった。
上位 2 駅(太田川駅、阿久比駅)は +52.8 %(単価 +12.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(河和駅、青山駅)は -18.8 %(単価 -2.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.6 分 → 2022年 14.5 分、-52.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 67.9 % → 2022年 59.5 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 23.8 % → 2022年 18.9 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった太田川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は45.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +70.7%( +19.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった河和駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -22.3%( -2.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
名鉄河和線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
太田川駅 | 45.9万/㎡ (12.7年/76.7㎡) | 26.9万/㎡ (21.0年/82.5㎡) | - |
高横須賀駅 | - | - | - |
南加木屋駅 | 25.1万/㎡ (22.7年/80.9㎡) | 18.9万/㎡ (28.0年/95.0㎡) | 17.3万/㎡ (28.0年/75.0㎡) |
八幡新田駅 | 11.5万/㎡ (34.0年/85.0㎡) | - | - |
巽ケ丘駅 | 20.5万/㎡ (25.0年/73.3㎡) | - | 15.9万/㎡ (24.0年/72.5㎡) |
阿久比駅 | 21.4万/㎡ (20.0年/70.0㎡) | 15.9万/㎡ (24.5年/132㎡) | - |
植大駅 | - | - | - |
半田口駅 | 16.0万/㎡ (23.0年/75.0㎡) | - | 12.0万/㎡ (24.3年/77.5㎡) |
住吉町駅 | 15.5万/㎡ (36.0年/77.5㎡) | - | 18.9万/㎡ (23.5年/87.5㎡) |
知多半田駅 | 22.8万/㎡ (26.0年/73.6㎡) | 21.7万/㎡ (28.9年/73.3㎡) | 5.5万/㎡ (37.0年/60.0㎡) |
成岩駅 | - | 13.6万/㎡ (26.0年/70.0㎡) | - |
青山駅 | 17.3万/㎡ (31.0年/75.0㎡) | 20.5万/㎡ (16.3年/93.8㎡) | 10.2万/㎡ (30.0年/65.0㎡) |
上ゲ駅 | - | - | - |
知多武豊駅 | 23.4万/㎡ (15.0年/92.5㎡) | - | - |
河和駅 | 9.3万/㎡ (28.5年/55.0㎡) | 12.0万/㎡ (27.0年/55.5㎡) | 7.5万/㎡ (28.8年/54.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
太田川駅 45.9 万/㎡(昨年同期比 +70.7 %)
太田川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は45.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +70.7%( +19.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 12.7年(昨年 21.0年から -39.7 %減)。平均専有面積は 76.7 ㎡ (昨年 82.5 ㎡から -7.1 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 21.0 年 → 2022年 12.7 年、-39.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 14.3 分 → 2022年 6.0 分、-58.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 33.3 %)
阿久比駅 21.4 万/㎡(昨年同期比 +34.8 %)
阿久比駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +34.8%( +5.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.0年(昨年 24.5年から -18.4 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 132.5 ㎡から -47.2 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 24.5 年 → 2022年 20.0 年、-18.4 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 4.5 分 → 2022年 4.0 分、-11.1 %と減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)
河和駅 9.3 万/㎡(昨年同期比 -22.3 %)
河和駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -22.3%( -2.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.5年(昨年 27.0年から +5.6 %増)。平均専有面積は 55.0 ㎡ (昨年 55.5 ㎡から -0.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 120.0 分 → 2022年 81.3 分、-32.2 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
青山駅 17.3 万/㎡(昨年同期比 -15.3 %)
青山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -15.3%( -3.1万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 16.3年から +90.8 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 93.8 ㎡から -20.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 16.3 年 → 2022年 31.0 年、+90.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示