【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜3月期の広島電鉄本線 (広島駅~広電西広島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +13.3%( +4.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 82 件(1年前(2021年)に比べて +30.2%( +19件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.4年(昨年 24.3年から +0.4 %増)。平均専有面積は 64.9 ㎡ (昨年 66.0 ㎡から -1.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。広島駅、土橋駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは土橋駅で昨年に比べ +16.0 %、単価は 28.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(土橋駅)は +16.0 %(単価 +4.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(天満町駅)は +1.7 %(単価 +0.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 25.5 分 → 2022年 19.7 分、-22.8 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 3.3 % → 2022年 10.5 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.7 % → 2022年 14.5 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 10.3 % → 2022年 6.4 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 43.1 % → 2022年 44.9 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった広島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は42.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +14.9%( +5.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 68 件(1年前(2021年)に比べて +13.3%( +8件/㎡)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった土橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +16.0%( +4.0万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
広島電鉄本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
広島駅 | 42.0万/㎡ (24.1年/64.2㎡) | 36.6万/㎡ (24.0年/66.8㎡) | 34.6万/㎡ (24.8年/62.2㎡) |
的場町駅 | - | - | - |
稲荷町駅 | 60.0万/㎡ (9.0年/75.0㎡) | - | - |
銀山町駅 | 46.9万/㎡ (27.5年/85.0㎡) | - | - |
胡町駅 | 34.5万/㎡ (37.0年/55.0㎡) | - | - |
八丁堀駅 | - | - | - |
紙屋町東駅 | - | - | - |
原爆ドーム前駅 | - | - | - |
本川町駅 | - | - | - |
十日市町駅 | - | - | - |
土橋駅 | 28.9万/㎡ (36.0年/67.5㎡) | 24.9万/㎡ (35.0年/37.5㎡) | - |
小網町駅 | - | - | - |
天満町駅 | 39.2万/㎡ (15.6年/74.0㎡) | 38.6万/㎡ (18.0年/70.0㎡) | - |
観音町駅 | - | - | - |
西観音町駅 | - | - | - |
福島町駅 | 13.5万/㎡ (33.0年/20.0㎡) | - | - |
広電西広島駅 | 26.8万/㎡ (36.5年/67.5㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
土橋駅 28.9 万/㎡(昨年同期比 +16.0 %)
土橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +16.0%( +4.0万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 36.0年(昨年 35.0年から +2.9 %増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 37.5 ㎡から +80.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 3.5 分 → 2022年 3.0 分、-14.3 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)
天満町駅 39.2 万/㎡(昨年同期比 +1.7 %)
天満町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は39.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +1.7%( +0.6万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +400.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.6年(昨年 18.0年から -13.3 %減)。平均専有面積は 74.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +5.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 18.0 年 → 2022年 15.6 年、-13.3 %と減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 2.0 分 → 2022年 3.2 分、+60.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示