【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜3月期の富山地鉄市内線 (南富山駅前駅~大手モール駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +31.1%( +8.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて +21.4%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.5年(昨年 17.4年から -10.5 %減)。平均専有面積は 76.5 ㎡ (昨年 63.2 ㎡から +21.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。富山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは荒町駅で昨年に比べ +155.8 %、単価は 36.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(荒町駅)は +155.8 %(単価 +22.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(安野屋駅)は -63.8 %(単価 -19.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 17.4 年 → 2022年 15.5 年、-10.5 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 21.4 % → 2022年 52.9 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.1 分 → 2022年 10.6 分、+30.8 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 % → 2022年 5.9 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった富山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は43.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +70.5%( +17.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて +33.3%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった安野屋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -63.8%( -19.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
富山地鉄市内線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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南富山駅前駅 | - | - | - |
小泉町駅 | - | 26.3万/㎡ (18.0年/77.5㎡) | - |
西中野駅 | 28.8万/㎡ (14.0年/80.0㎡) | - | - |
広貫堂前駅 | - | - | - |
上本町駅 | 18.6万/㎡ (31.0年/50.0㎡) | - | - |
西町駅 | - | - | - |
中町駅 | - | - | - |
荒町駅 | 36.7万/㎡ (13.0年/90.0㎡) | 14.3万/㎡ (31.0年/30.0㎡) | - |
桜橋駅 | 25.5万/㎡ (22.0年/92.5㎡) | - | - |
電気ビル前駅 | - | 33.7万/㎡ (7.0年/95.0㎡) | - |
地鉄ビル前駅 | - | 33.7万/㎡ (7.0年/95.0㎡) | - |
電鉄富山駅・エスタ前駅 | - | - | - |
富山駅 | 43.1万/㎡ (11.0年/77.5㎡) | 25.3万/㎡ (18.7年/56.7㎡) | 23.6万/㎡ (19.8年/61.5㎡) |
新富町駅 | 50.0万/㎡ (3.0年/90.0㎡) | - | - |
県庁前駅 | - | - | - |
丸の内駅 | - | - | - |
安野屋駅 | 11.1万/㎡ (33.0年/45.0㎡) | 30.7万/㎡ (15.0年/75.0㎡) | - |
トヨタモビリティ富山Gスクエア五福前駅 | 27.3万/㎡ (19.0年/70.0㎡) | - | - |
富山大学前駅 | - | 26.0万/㎡ (15.0年/25.0㎡) | - |
大手モール駅 | - | 31.4万/㎡ (20.0年/70.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
荒町駅 36.7 万/㎡(昨年同期比 +155.8 %)
荒町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +155.8%( +22.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 13.0年(昨年 31.0年から -58.1 %減)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 30.0 ㎡から +200.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 31.0 年 → 2022年 13.0 年、-58.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 9.0 分 → 2022年 5.0 分、-44.4 %と大きく減少)
安野屋駅 11.1 万/㎡(昨年同期比 -63.8 %)
安野屋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -63.8%( -19.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 33.0年(昨年 15.0年から +120.0 %増)。平均専有面積は 45.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -40.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 7.0 分 → 2022年 2.0 分、-71.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 15.0 年 → 2022年 33.0 年、+120.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示