【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期の東北新幹線 (白石蔵王駅~古川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +17.8%( +6.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 33 件(1年前(2023年)に比べて -86.5%( -211件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.7年(昨年 25.2年から -14.0 %減)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から +8.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。仙台駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは仙台駅で昨年に比べ +12.0 %、単価は 41.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(仙台駅)は +12.0 %(単価 +4.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(仙台駅)は +12.0 %(単価 +4.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 25.2 年 → 2024年 21.7 年、-14.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 53.5 % → 2024年 36.4 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.3 % → 2024年 6.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 10.4 % → 2024年 12.1 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 6.8 % → 2024年 3.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった仙台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +12.0%( +4.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 33 件(1年前(2023年)に比べて -85.3%( -192件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった仙台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +12.0%( +4.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 33 件(1年前(2023年)に比べて -85.3%( -192件/㎡)と大幅に減少しています。)。
東北新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
白石蔵王駅 | - | - | 9.9万/㎡ (30.3年/68.3㎡) |
仙台駅 | 41.0万/㎡ (21.7年/73.3㎡) | 36.6万/㎡ (25.0年/67.9㎡) | 34.2万/㎡ (26.3年/70.6㎡) |
古川駅 | - | 13.4万/㎡ (27.9年/62.1㎡) | 12.5万/㎡ (26.2年/68.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
仙台駅 41.0 万/㎡(昨年同期比 +12.0 %)
仙台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +12.0%( +4.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 33 件(1年前(2023年)に比べて -85.3%( -192件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.7年(昨年 25.0年から -13.2 %減)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 67.9 ㎡から +7.9 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 25.0 年 → 2024年 21.7 年、-13.2 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 49.5 % → 2024年 36.4 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.6 % → 2024年 6.1 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 12.6 % → 2024年 10.3 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 6.9 % → 2024年 3.4 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示