東北新幹線 沿線の中古マンション相場トレンド

2021年1月〜3月期の東北新幹線 (白石蔵王駅～古川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -12.9％( -4.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 43 件(１年前(2020年)に比べて +152.9％( +26件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 26.0年(昨年 20.8年から +24.7 ％増)。平均専有面積は 69.9 ㎡ (昨年 62.9 ㎡から +11.0 ％増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。仙台駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは仙台駅で昨年に比べ -7.8 ％、単価は 31.5 万円/㎡となった。

上位 1 駅(仙台駅)は -7.8 ％(単価 -2.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(仙台駅)は -7.8 ％(単価 -2.7 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

• 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 20.3 分 → 2021年 16.2 分、-20.1 ％と大きく減少)
• 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 11.8 ％ → 2021年 16.7 ％)

価格下落要因

• 平均築年数が大きく増加(2020年 20.8 年 → 2021年 26.0 年、+24.7 ％と大きく増加)
• 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 8.3 ％ → 2021年 16.7 ％)
• 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 41.7 ％ → 2021年 47.6 ％)