【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年10月〜12月期の近鉄天理線 (二階堂駅~天理駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -18.7%( -4.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて +300.0%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.3年(昨年 16.8年から +56.7 %増)。平均専有面積は 63.8 ㎡ (昨年 82.5 ㎡から -22.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(前栽駅)は -37.5 %(単価 -8.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(二階堂駅)は -61.2 %(単価 -18.0 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 16.8 年 → 2023年 26.3 年、+56.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 5.0 分 → 2023年 10.0 分、+100.0 %と大きく増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった前栽駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -37.5%( -8.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった二階堂駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -61.2%( -18.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
近鉄天理線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
二階堂駅 | 11.4万/㎡ (32.8年/52.5㎡) | 29.4万/㎡ (14.8年/85.0㎡) | - |
前栽駅 | 14.1万/㎡ (29.1年/68.3㎡) | 22.5万/㎡ (18.8年/80.0㎡) | 12.2万/㎡ (27.8年/65.0㎡) |
天理駅 | 34.6万/㎡ (19.1年/66.7㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
前栽駅 14.1 万/㎡(昨年同期比 -37.5 %)
前栽駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -37.5%( -8.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.1年(昨年 18.8年から +55.1 %増)。平均専有面積は 68.3 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -14.6 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 18.8 年 → 2023年 29.1 年、+55.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 8.0 分 → 2023年 9.7 分、+20.8 %と大きく増加)
二階堂駅 11.4 万/㎡(昨年同期比 -61.2 %)
二階堂駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -61.2%( -18.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.8年(昨年 14.8年から +122.0 %増)。平均専有面積は 52.5 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -38.2 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 14.8 年 → 2023年 32.8 年、+122.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 2.0 分 → 2023年 14.0 分、+600.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示