【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期の近鉄道明寺線 (柏原駅～道明寺駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +20.5％( +5.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2021年)に比べて -42.3％( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.8年(昨年 24.2年から -6.0 ％減)。平均専有面積は 68.0 ㎡ (昨年 68.5 ㎡から -0.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。道明寺駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは道明寺駅で昨年に比べ +35.6 ％、単価は 21.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(道明寺駅)は +35.6 ％(単価 +5.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(柏原駅)は +11.2 ％(単価 +3.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 5.4 分 → 2022年 3.7 分、-31.2 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 19.2 ％ → 2022年 40.0 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 53.8 ％ → 2022年 40.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった柏原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +11.2％( +3.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった道明寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +35.6％( +5.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -62.5％( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 近鉄道明寺線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 柏原駅 | 32.3万/㎡ (22.2年/65.4㎡) | 29.0万/㎡ (22.4年/70.6㎡) | 32.4万/㎡ (14.0年/64.2㎡) |
| 道明寺駅 | 21.8万/㎡ (25.2年/78.3㎡) | 16.0万/㎡ (28.4年/63.8㎡) | 24.6万/㎡ (14.3年/65.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
道明寺駅 21.8 万/㎡(昨年同期比 +35.6 ％)
道明寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +35.6％( +5.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -62.5％( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.2年(昨年 28.4年から -11.3 ％減)。平均専有面積は 78.3 ㎡ (昨年 63.8 ㎡から +22.9 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 28.4 年 → 2022年 25.2 年、-11.3 ％と減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 62.5 ％ → 2022年 66.7 ％)
柏原駅 32.3 万/㎡(昨年同期比 +11.2 ％)
柏原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +11.2％( +3.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.2年(昨年 22.4年から -0.9 ％減)。平均専有面積は 65.4 ㎡ (昨年 70.6 ㎡から -7.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 4.2 分 → 2022年 2.6 分、-38.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.1 ％ → 2022年 41.7 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 77.8 ％ → 2022年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示