【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期のJR加古川線 (加古川駅~神野駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +28.6%( +5.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 68 件(1年前(2021年)に比べて -26.9%( -25件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.7年(昨年 27.2年から -2.0 %減)。平均専有面積は 65.8 ㎡ (昨年 68.8 ㎡から -4.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。加古川駅、神野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは神野駅で昨年に比べ +48.1 %、単価は 5.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(神野駅)は +48.1 %(単価 +1.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(加古川駅)は +26.7 %(単価 +4.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.2 % → 2022年 12.5 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 11.0 % → 2022年 9.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 69.2 % → 2022年 73.1 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 7.2 % → 2022年 6.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった加古川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +26.7%( +4.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 67 件(1年前(2021年)に比べて -25.6%( -23件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった神野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +48.1%( +1.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR加古川線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
加古川駅 | 23.0万/㎡ (26.4年/65.7㎡) | 18.1万/㎡ (26.6年/68.7㎡) | 18.7万/㎡ (25.9年/62.2㎡) |
神野駅 | 5.4万/㎡ (47.0年/70.0㎡) | 3.7万/㎡ (46.8年/70.0㎡) | 4.0万/㎡ (45.8年/70.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
神野駅 5.4 万/㎡(昨年同期比 +48.1 %)
神野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +48.1%( +1.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 47.0年(昨年 46.8年から +0.5 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 100.0 %)
加古川駅 23.0 万/㎡(昨年同期比 +26.7 %)
加古川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +26.7%( +4.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 67 件(1年前(2021年)に比べて -25.6%( -23件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.4年(昨年 26.6年から -0.7 %減)。平均専有面積は 65.7 ㎡ (昨年 68.7 ㎡から -4.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.2 % → 2022年 12.7 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 8.0 % → 2022年 7.6 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 71.6 % → 2022年 74.2 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 5.0 % → 2022年 4.8 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示