公開日:2017.03.01 更新日:2017.03.01
貸すときの基礎知識
居住しない住宅を賃貸に出し、資産運用することも、暮らしを豊かにします。ただ、貸すときにもいろいろと注意すべき点があります。賃貸に出す際に、頭に入れておきたいポイントをまとめてみました。
- 1. 貸すときにかかる費用と収入は?
- 住まいを賃貸に出すと、収入がありますが、出ていく費用もあります。マンション1室、戸建住宅1軒を貸し出すときと、1棟の集合住宅を建てるケースで出費が大きく異なります。
- 2. 定年退職後のアパート経営開始は遅すぎる
- 会社を定年退職後にマンションやアパート経営を始める人の話をよく聞きます。退職金を有効活用して老後の資産形成を図るわけですが、タイミングとしてはよくありません。
- 3. 覚えておきたい特区民泊開業の注意点
- 外国人観光客の増加とともに、マンションや戸建住宅に有料で観光客を宿泊させる民泊が、各地で盛んになってきました。大阪市の特区民泊を例に取り注意点を見ていきましょう。
- 4. 賃料決定における入居者季節変動
- 入居者を募集するに当たり、契約期間や契約方法、管理費を詳しく設定しなければなりません。空室を減らすためには、季節変動も留意して適切な賃料設定の必要があります。
- 5. オーナーが海外転勤になった際の注意点
- 転勤で地元を離れることになり、住まいを賃貸に出す人もいます。グローバル化により、海外勤務が増えてきました。海外暮らしの場合、国内の賃貸収入に気をつけることがあります。
高田 泰 ライタープロフィール
関西学院大卒。地方新聞社で文化部、社会部、政経部記者を歴任したあと、編集委員として年間企画記事、子供新聞などを担当。2015年に独立し、フリージャーナリストとして雑誌、ウェブサイトなどで執筆中。マンション管理士としても活動。