川崎市のマンション価格相場(集合住宅・共同住宅)は 64.1万円/㎡ (坪単価 212万円/坪)です。中古マンション相場は川崎市における21,743件の取引価格(売却価格)により計算したもので、標準的なマンションの値段(坪単価、評価額)がいくらになるか目安を示すものです。
価格相場 64.1 万円/㎡ (212万円/坪)
・平均築年数 20.7 年
・平均駅距離 11.0 分
・平均専有面積 54.7 ㎡ (16.5 坪)
このページでは「川崎市」の平均的な中古マンション価格(集合住宅・共同住宅)の相場、売却相場、ランキングを調べたり、駅距離、面積などを指定して中古マンション価格(値段、評価額)を即座に計算することができます。 過去の中古マンション価格相場(実勢価格、売却相場)の推移・動向や、中古マンションの取引価格を確認することができます。 また、「公示地価」、「相続税評価額」の情報も提供しています。
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【監修者】
不動産鑑定士
竹内 英二 (監修者)
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
岩野 愛弓 (監修者)
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
川崎市 中古マンション価格相場(集合住宅・共同住宅)
価格相場 64.1 万円/㎡ (212万円/坪)
・平均築年数 20.7 年
・平均駅距離 11.0 分
・平均専有面積 54.7 ㎡ (16.5 坪)
2022 年の神奈川県 川崎市における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は71.4 万円/㎡。中古マンション相場は1年前に比べて 5.6 万円増(+8.6 %)と堅調に推移。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、専有面積 30 平方メートル未満の単身・独身世帯を対象としたワンルーム物件数が増加。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 38.0 % → 2022年 35.8 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.4 % → 2022年 5.2 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 8.3 % → 2022年 10.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 5.8 % → 2022年 4.0 %)
掲載されている相場および推移・動向は、21,743 件の国土交通省の売買取引データに基づき計算されています。
川崎市 中古マンション相場一覧
エリア | 平均価格 | 平均単価 | 件数 |
---|
川崎区 | 2,777 万円 | 71.1 万円/㎡ | 3,936 件 |
幸区 | 3,736 万円 | 74.4 万円/㎡ | 2,401 件 |
中原区 | 4,000 万円 | 79.3 万円/㎡ | 4,156 件 |
高津区 | 3,180 万円 | 59.9 万円/㎡ | 3,401 件 |
多摩区 | 2,441 万円 | 42.0 万円/㎡ | 2,164 件 |
宮前区 | 3,164 万円 | 51.3 万円/㎡ | 3,674 件 |
麻生区 | 3,266 万円 | 45.3 万円/㎡ | 2,011 件 |
川崎市の周辺環境
京浜工業地帯の中核の街
川崎市は神奈川県の北東部で、細長く政令指定都市の中では面積が小さいのが特徴です。東京都とは多摩川で区画が分けられています。江戸時代、江戸から見た時に「川の先」にあることが由来で「川崎」と命名されて今に至っています。江戸時代は、川崎宿として栄えましたが、多摩川には橋がなかったため、渡し舟で渡ったとされています。東京と横浜の中間で、アクセスが良いこともありベットタウンとしての位置づけが高い地域です。人口でみると全国8位と言う位置づけで人口・面積ともに横浜の3割程度の規模です。しかし、人口密度は同等というほど住宅地が多いことが裏付けられています。
戦後は、川崎市の東京湾沿いには巨大な工場が建ち京浜工業地帯の一角として高度成長期を加速させた街です。この反動が大気汚染から公害ということで患者さんが急増したこともありました。ちなみに、川崎病という病もありますが、病の発見者の名前で、川崎市の公害とは無関係です。
プロスポーツが盛んな市
プロスポーツも盛んな市で、古くは川崎球場を拠点とした大洋ホエールズ(現横浜DeNA)、ロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)、ベルディ川崎(読売)、川崎フロンターレなどが活躍して観戦を楽しまれる方が多い街です。ほかにもバスケットボール、アメリカンフットボール、軟式野球が全国的に著名です。
不動産鑑定士
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