【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期の京成成田空港線 (東松戸駅~成田空港駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 158万円/坪(47.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +47.2%( +50.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて -59.1%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 2.1年(昨年 10.3年から -79.4 %減)。平均土地面積は 72.3 坪 (昨年 67.0 坪から +7.9 %増)。平均建物面積は 34.4 坪 (昨年 34.9 坪から -1.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。千葉ニュータウン中央駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新鎌ケ谷駅で昨年に比べ +131.2 %、坪単価は 269 万円/坪となった。
上位 1 駅(新鎌ケ谷駅)は +131.2 %(坪単価 +152.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(千葉ニュータウン中央駅)は +9.7 %(坪単価 +13.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 10.3 年 → 2023年 2.1 年、-79.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 23.5 分 → 2023年 20.4 分、-13.2 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 57.9 % → 2023年 85.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新鎌ケ谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 269万円/坪(81.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +131.2%( +152.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった成田湯川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(36.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +116.2%( +64.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
京成成田空港線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東松戸駅 | - | - | - |
新鎌ケ谷駅 | 269万/坪 (9.3年/96.8坪) | 116万/坪 (13.8年/43.9坪) | 111万/坪 (7.8年/36.3坪) |
千葉ニュータウン中央駅 | 146万/坪 (1.1年/73.9坪) | 133万/坪 (7.9年/56.1坪) | 101万/坪 (11.8年/57.0坪) |
印旛日本医大駅 | - | 86.2万/坪 (20.3年/52.9坪) | 95.1万/坪 (7.3年/51.4坪) |
成田湯川駅 | 119万/坪 (0.25年/36.3坪) | 55.1万/坪 (21.3年/62.8坪) | 8.3万/坪 (35.3年/218坪) |
成田空港駅 | - | 84.3万/坪 (5.9年/137坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新鎌ケ谷駅 269.4 万/坪(昨年同期比 +131.2 %)
新鎌ケ谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 269万円/坪(81.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +131.2%( +152.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 9.3年(昨年 13.8年から -32.7 %減)。平均土地面積は 96.8 坪 (昨年 43.9 坪から +120.7 %増)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 40.8 坪から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 13.8 年 → 2023年 9.3 年、-32.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 8.0 分 → 2023年 9.0 分、+12.5 %と増加)
千葉ニュータウン中央駅 146.4 万/坪(昨年同期比 +9.7 %)
千葉ニュータウン中央駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 146万円/坪(44.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +9.7%( +13.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて -36.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.1年(昨年 7.9年から -86.7 %減)。平均土地面積は 73.9 坪 (昨年 56.1 坪から +31.7 %増)。平均建物面積は 34.0 坪 (昨年 34.4 坪から -1.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 7.9 年 → 2023年 1.1 年、-86.7 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 72.7 % → 2023年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 19.5 分 → 2023年 22.4 分、+15.3 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示