【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年7月〜9月期の京都丹後鉄道宮豊線 (宮津駅～久美浜駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -64.4％( -7.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(１年前(2022年)に比べて -26.1％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 53.0年(昨年 41.7年から +27.1 ％増)。平均土地面積は 91.5 坪 (昨年 132.0 坪から -30.7 ％減)。平均建物面積は 57.2 坪 (昨年 49.8 坪から +14.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 2 駅(与謝野駅、宮津駅)は +252.5 ％(坪単価 +5.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(京丹後大宮駅、峰山駅)は -87.2 ％(坪単価 -15.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 37.5 ％ → 2023年 8.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 41.7 年 → 2023年 53.0 年、+27.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 56.2 ％ → 2023年 91.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宮津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.3万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +124.4％( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった峰山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -83.9％( -7.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 京都丹後鉄道宮豊線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宮津駅 | 10.3万/坪 (53.0年/80.2坪) | 4.6万/坪 (69.6年/31.8坪) | 12.0万/坪 (52.5年/201坪) |
| 天橋立駅 | - | - | - |
| 岩滝口駅 | 4.2万/坪 (49.0年/93.4坪) | 17.5万/坪 (40.7年/141坪) | 22.2万/坪 (27.0年/111坪) |
| 与謝野駅 | 6.7万/坪 (48.5年/97.6坪) | 1.4万/坪 (0年/109坪) | 8.5万/坪 (26.5年/121坪) |
| 京丹後大宮駅 | 2.4万/坪 (68.0年/132坪) | 25.4万/坪 (32.5年/124坪) | 14.9万/坪 (26.5年/210坪) |
| 峰山駅 | 1.5万/坪 (46.5年/89.2坪) | 9.5万/坪 (44.0年/83.2坪) | 11.0万/坪 (56.2年/64.0坪) |
| 網野駅 | 2.6万/坪 (28.5年/99.8坪) | 8.7万/坪 (40.0年/164坪) | 13.3万/坪 (48.8年/82.2坪) |
| 夕日ケ浦木津温泉駅 | - | - | - |
| 小天橋駅 | - | - | - |
| かぶと山駅 | 2.1万/坪 (61.5年/47.6坪) | - | 2.7万/坪 (57.5年/127坪) |
| 久美浜駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
与謝野駅 6.7 万/坪(昨年同期比 +380.6 ％)
与謝野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.7万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +380.6％( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 97.6 坪 (昨年 108.9 坪から -10.4 ％減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 28.7 坪から +10.5 ％増)。
宮津駅 10.3 万/坪(昨年同期比 +124.4 ％)
宮津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.3万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +124.4％( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 53.0年(昨年 69.6年から -23.7 ％減)。平均土地面積は 80.2 坪 (昨年 31.8 坪から +152.4 ％増)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 19.7 坪から +115.4 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 69.6 年 → 2023年 53.0 年、-23.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 11.0 分 → 2023年 6.5 分、-40.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
京丹後大宮駅 2.4 万/坪(昨年同期比 -90.5 ％)
京丹後大宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -90.5％( -23.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 68.0年(昨年 32.5年から +109.2 ％増)。平均土地面積は 131.6 坪 (昨年 124.0 坪から +6.1 ％増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 37.8 坪から +20.0 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 32.5 年 → 2023年 68.0 年、+109.2 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 20.5 分 → 2023年 40.0 分、+95.1 ％と大きく増加)
峰山駅 1.5 万/坪(昨年同期比 -83.9 ％)
峰山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -83.9％( -7.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 46.5年(昨年 44.0年から +5.7 ％増)。平均土地面積は 89.2 坪 (昨年 83.2 坪から +7.3 ％増)。平均建物面積は 53.7 坪 (昨年 42.0 坪から +27.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 35.8 分 → 2023年 50.0 分、+39.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 75.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示