【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年10月〜12月期のJR参宮線 (多気駅~鳥羽駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.5万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +67.0%( +13.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2022年)に比べて -63.0%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.5年(昨年 42.3年から -46.7 %減)。平均土地面積は 81.5 坪 (昨年 84.8 坪から -3.9 %減)。平均建物面積は 35.7 坪 (昨年 42.7 坪から -16.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。伊勢市駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは田丸駅で昨年に比べ +181.4 %、坪単価は 41.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(田丸駅)は +181.4 %(坪単価 +27.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(山田上口駅)は -73.6 %(坪単価 -18.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 42.3 年 → 2023年 22.5 年、-46.7 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 62.5 % → 2023年 11.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 19.9 分 → 2023年 36.5 分、+83.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 44.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった田丸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.9万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +181.4%( +27.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山田上口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -73.6%( -18.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR参宮線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
多気駅 | - | - | - |
外城田駅 | - | - | 57.5万/坪 (6.8年/51.4坪) |
田丸駅 | 41.9万/坪 (26.1年/59.5坪) | 14.9万/坪 (41.8年/51.4坪) | 85.3万/坪 (33.2年/116坪) |
宮川駅 | - | 19.1万/坪 (46.8年/82.7坪) | 13.7万/坪 (44.5年/125坪) |
山田上口駅 | 6.6万/坪 (19.8年/93.8坪) | 25.0万/坪 (46.6年/48.4坪) | 6.5万/坪 (51.3年/69.6坪) |
伊勢市駅 | 40.1万/坪 (20.0年/91.7坪) | 27.5万/坪 (33.3年/95.3坪) | 14.9万/坪 (37.0年/54.8坪) |
五十鈴ケ丘駅 | - | 5.7万/坪 (62.3年/145坪) | 47.1万/坪 (33.3年/116坪) |
二見浦駅 | 12.1万/坪 (24.8年/84.7坪) | 13.9万/坪 (27.8年/248坪) | |
松下駅 | - | - | - |
鳥羽駅 | - | - | 25.6万/坪 (15.3年/36.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
田丸駅 41.9 万/坪(昨年同期比 +181.4 %)
田丸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.9万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +181.4%( +27.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.1年(昨年 41.8年から -37.5 %減)。平均土地面積は 59.5 坪 (昨年 51.4 坪から +15.7 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 33.0 坪から -8.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 41.8 年 → 2023年 26.1 年、-37.5 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 80.0 % → 2023年 33.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 20.0 % → 2023年 33.3 %)
山田上口駅 6.6 万/坪(昨年同期比 -73.6 %)
山田上口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -73.6%( -18.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.8年(昨年 46.6年から -57.6 %減)。平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 48.4 坪から +93.8 %増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 29.6 坪から +53.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 46.6 年 → 2023年 19.8 年、-57.6 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 20.3 分 → 2023年 18.0 分、-11.3 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示