【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の南海高野線 (難波駅～天見駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.0万円/坪(12.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -29.7％( -16.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 37 件(１年前(2022年)に比べて -46.4％( -32件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.4 坪 (昨年 66.0 坪から +9.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。ほとんどの駅において下落した。河内長野駅、三日市町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは三日市町駅で昨年に比べ +54.1 ％、坪単価は 21.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(三日市町駅、河内長野駅)は +46.7 ％(坪単価 +6.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(滝谷駅、天下茶屋駅)は -63.8 ％(坪単価 -33.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 12.8 分 → 2023年 15.9 分、+24.1 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 5.8 ％ → 2023年 5.4 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中百舌鳥駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.9万円/坪(23.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -27.5％( -29.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった滝谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -82.3％( -15.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 南海高野線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 難波駅 | - | - | - |
| 今宮戎駅 | - | - | - |
| 新今宮駅 | - | - | - |
| 萩ノ茶屋駅 | - | - | - |
| 天下茶屋駅 | 63.4万/坪 (36.3坪) | 116万/坪 (24.2坪) | 81.8万/坪 (57.5坪) |
| 岸里玉出駅 | - | 78.5万/坪 (24.2坪) | 55.3万/坪 (56.0坪) |
| 帝塚山駅 | - | 116万/坪 (48.4坪) | 100万/坪 (24.2坪) |
| 住吉東駅 | - | 81.1万/坪 (66.6坪) | - |
| 沢ノ町駅 | 72.1万/坪 (49.9坪) | 103万/坪 (72.6坪) | - |
| 我孫子前駅 | - | - | 79.1万/坪 (84.7坪) |
| 浅香山駅 | 58.3万/坪 (51.4坪) | 65.7万/坪 (68.6坪) | 77.2万/坪 (72.2坪) |
| 堺東駅 | - | 78.9万/坪 (64.4坪) | 69.0万/坪 (58.5坪) |
| 三国ケ丘駅 | - | 56.2万/坪 (37.8坪) | 68.1万/坪 (43.1坪) |
| 百舌鳥八幡駅 | - | 83.7万/坪 (22.7坪) | 104万/坪 (45.4坪) |
| 中百舌鳥駅 | 76.9万/坪 (46.1坪) | 106万/坪 (33.3坪) | 83.4万/坪 (90.0坪) |
| 白鷺駅 | 62.4万/坪 (27.2坪) | 106万/坪 (30.3坪) | 69.3万/坪 (31.8坪) |
| 初芝駅 | 32.1万/坪 (49.4坪) | 46.7万/坪 (75.2坪) | 44.3万/坪 (93.6坪) |
| 萩原天神駅 | 58.9万/坪 (34.8坪) | 49.2万/坪 (82.3坪) | 40.0万/坪 (89.7坪) |
| 北野田駅 | 43.6万/坪 (57.0坪) | 46.9万/坪 (58.6坪) | 28.4万/坪 (157坪) |
| 狭山駅 | 43.3万/坪 (58.2坪) | - | 26.1万/坪 (27.2坪) |
| 大阪狭山市駅 | - | 2.6万/坪 (121坪) | 12.3万/坪 (216坪) |
| 金剛駅 | 37.1万/坪 (78.8坪) | 39.9万/坪 (65.8坪) | 34.7万/坪 (92.6坪) |
| 滝谷駅 | 3.3万/坪 (151坪) | 18.7万/坪 (147坪) | 7.9万/坪 (63.5坪) |
| 千代田駅 | 40.8万/坪 (9.1坪) | - | 28.2万/坪 (72.6坪) |
| 河内長野駅 | 19.7万/坪 (143坪) | 14.2万/坪 (21.2坪) | 14.9万/坪 (57.5坪) |
| 三日市町駅 | 21.6万/坪 (69.6坪) | 14.0万/坪 (78.7坪) | 6.8万/坪 (62.5坪) |
| 美加の台駅 | 11.0万/坪 (90.8坪) | - | 12.0万/坪 (119坪) |
| 千早口駅 | - | - | - |
| 天見駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三日市町駅 21.6 万/坪(昨年同期比 +54.1 ％)
三日市町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.6万円/坪(6.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +54.1％( +7.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 78.7 坪から -11.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 23.0 分 → 2023年 20.0 分、-13.0 ％と減少)
河内長野駅 19.7 万/坪(昨年同期比 +39.3 ％)
河内長野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.7万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +39.3％( +5.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +400.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 142.8 坪 (昨年 21.2 坪から +574.3 ％増)。
滝谷駅 3.3 万/坪(昨年同期比 -82.3 ％)
滝谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -82.3％( -15.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 151.3 坪 (昨年 147.2 坪から +2.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 5.3 分 → 2023年 9.0 分、+68.8 ％と大きく増加)
天下茶屋駅 63.4 万/坪(昨年同期比 -45.2 ％)
天下茶屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.4万円/坪(19.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -45.2％( -52.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 24.2 坪から +50.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 4.0 分 → 2023年 11.0 分、+175.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示