【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜9月期のJR豊肥本線 (大分駅～豊後荻駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +2.4％( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 85 件(１年前(2022年)に比べて -53.3％( -97件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 118.0 坪 (昨年 126.3 坪から -6.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。竹中駅、犬飼駅、三重町駅、玉来駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは竹中駅で昨年に比べ +42.3 ％、坪単価は 9.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(竹中駅、三重町駅)は +37.0 ％(坪単価 +2.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(豊後竹田駅、滝尾駅)は -37.2 ％(坪単価 -3.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 28.2 分 → 2023年 24.5 分、-13.2 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 2.7 ％ → 2023年 2.4 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.7万円/坪(10.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +3.6％( +1.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 20 件(１年前(2022年)に比べて -54.5％( -24件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった豊後竹田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -47.0％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて -54.5％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR豊肥本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大分駅 | 34.7万/坪 (89.6坪) | 33.5万/坪 (114坪) | 39.4万/坪 (82.4坪) |
| 滝尾駅 | 14.4万/坪 (138坪) | 19.8万/坪 (107坪) | 18.3万/坪 (96.0坪) |
| 敷戸駅 | 14.6万/坪 (160坪) | 15.3万/坪 (125坪) | 15.0万/坪 (92.2坪) |
| 大分大学前駅 | 12.4万/坪 (148坪) | 14.9万/坪 (135坪) | 14.7万/坪 (95.3坪) |
| 中判田駅 | 11.0万/坪 (78.2坪) | 10.2万/坪 (140坪) | 8.3万/坪 (156坪) |
| 竹中駅 | 9.0万/坪 (66.6坪) | 6.3万/坪 (68.8坪) | 5.0万/坪 (60.5坪) |
| 犬飼駅 | 1.7万/坪 (31.8坪) | 1.4万/坪 (150坪) | 2.1万/坪 (90.8坪) |
| 菅尾駅 | - | 3.3万/坪 (290坪) | 0.28万/坪 (72.6坪) |
| 三重町駅 | 7.0万/坪 (234坪) | 5.3万/坪 (129坪) | 5.7万/坪 (100坪) |
| 豊後清川駅 | - | - | - |
| 緒方駅 | - | 1.1万/坪 (96.8坪) | 1.7万/坪 (71.6坪) |
| 朝地駅 | - | 4.9万/坪 (289坪) | 2.2万/坪 (107坪) |
| 豊後竹田駅 | 1.2万/坪 (87.7坪) | 2.3万/坪 (161坪) | 2.0万/坪 (127坪) |
| 玉来駅 | 5.3万/坪 (68.6坪) | 4.1万/坪 (59.0坪) | 2.3万/坪 (123坪) |
| 豊後荻駅 | - | 1.2万/坪 (69.6坪) | 1.6万/坪 (118坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
竹中駅 9.0 万/坪(昨年同期比 +42.3 ％)
竹中駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +42.3％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 68.8 坪から -3.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 34.0 分 → 2023年 60.0 分、+76.5 ％と大きく増加)
三重町駅 7.0 万/坪(昨年同期比 +31.7 ％)
三重町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.0万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +31.7％( +1.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて -53.8％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 233.5 坪 (昨年 129.1 坪から +80.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 23.7 分 → 2023年 17.2 分、-27.4 ％と大きく減少)
豊後竹田駅 1.2 万/坪(昨年同期比 -47.0 ％)
豊後竹田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -47.0％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて -54.5％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 160.6 坪から -45.4 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 34.2 分 → 2023年 54.8 分、+60.3 ％と大きく増加)
滝尾駅 14.4 万/坪(昨年同期比 -27.3 ％)
滝尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.4万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -27.3％( -5.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2022年)に比べて -64.7％( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 138.5 坪 (昨年 107.0 坪から +29.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 16.9 分 → 2023年 20.1 分、+19.0 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示