【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期のJR阪和線 (紀伊駅~和歌山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -54.8%( -10.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて -64.0%( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.7 坪 (昨年 84.2 坪から -24.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。六十谷駅、紀伊中ノ島駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは紀伊駅で昨年に比べ -77.4 %、坪単価は 4.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(紀伊中ノ島駅)は -9.2 %(坪単価 -1.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(紀伊駅)は -77.4 %(坪単価 -15.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 16.3 分 → 2023年 26.0 分、+59.7 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった紀伊中ノ島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.7万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -9.2%( -1.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった紀伊駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -77.4%( -15.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR阪和線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
紀伊駅 | 4.5万/坪 (75.6坪) | 19.9万/坪 (60.5坪) | 10.3万/坪 (306坪) |
六十谷駅 | 10.4万/坪 (57.5坪) | 11.5万/坪 (77.8坪) | 18.0万/坪 (65.5坪) |
紀伊中ノ島駅 | 12.7万/坪 (49.2坪) | 14.0万/坪 (92.9坪) | 15.9万/坪 (39.6坪) |
和歌山駅 | - | 43.9万/坪 (88.9坪) | 60.8万/坪 (210坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
紀伊中ノ島駅 12.7 万/坪(昨年同期比 -9.2 %)
紀伊中ノ島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.7万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -9.2%( -1.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 92.9 坪から -47.1 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 12.8 分 → 2023年 18.0 分、+40.6 %と大きく増加)
紀伊駅 4.5 万/坪(昨年同期比 -77.4 %)
紀伊駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -77.4%( -15.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 60.5 坪から +25.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 15.0 分 → 2023年 35.0 分、+133.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示