この記事は不動産鑑定士の竹内英二氏、宅地建物取引士の岩野愛弓氏により監修されたものです
【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期の千葉都市モノレール2号線 (千葉駅~千城台駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.5万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -14.6%( -5.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2022年)に比べて -53.6%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.9 坪 (昨年 57.0 坪から +43.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。小倉台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小倉台駅で昨年に比べ +87.6 %、坪単価は 39.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(小倉台駅)は +87.6 %(坪単価 +18.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(都賀駅)は -56.3 %(坪単価 -21.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 7.1 % → 2023年 23.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 24.0 分 → 2023年 31.5 分、+31.3 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小倉台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.4万円/坪(11.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +87.6%( +18.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった千城台北駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -36.3%( -6.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
千葉都市モノレール2号線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
千葉駅 | 33.3万/坪 (55.6坪) | 46.0万/坪 (53.8坪) | 51.1万/坪 (62.7坪) |
千葉公園駅 | - | - | 59.3万/坪 (43.9坪) |
作草部駅 | - | - | - |
スポーツセンター駅 | - | - | - |
動物公園駅 | - | - | - |
みつわ台駅 | - | 40.8万/坪 (60.5坪) | 46.3万/坪 (90.8坪) |
都賀駅 | 16.5万/坪 (30.3坪) | 37.8万/坪 (47.6坪) | 18.0万/坪 (89.4坪) |
桜木駅 | 24.4万/坪 (115坪) | 46.4万/坪 (65.0坪) | - |
小倉台駅 | 39.4万/坪 (56.0坪) | 21.0万/坪 (53.4坪) | - |
千城台北駅 | 10.5万/坪 (363坪) | 16.4万/坪 (60.5坪) | - |
千城台駅 | - | 20.6万/坪 (69.6坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小倉台駅 39.4 万/坪(昨年同期比 +87.6 %)
小倉台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.4万円/坪(11.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +87.6%( +18.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 53.4 坪から +4.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 8.0 分 → 2023年 4.0 分、-50.0 %と大きく減少)
都賀駅 16.5 万/坪(昨年同期比 -56.3 %)
都賀駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.5万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -56.3%( -21.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 47.6 坪から -36.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 25.5 分 → 2023年 18.0 分、-29.4 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示