【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜9月期のJR両毛線 (山前駅~小山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -14.2%( -3.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて -53.8%( -14件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.9年(昨年 22.6年から +5.9 %増)。平均専有面積は 64.6 ㎡ (昨年 61.3 ㎡から +5.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。栃木駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは栃木駅で昨年に比べ +15.6 %、単価は 30.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(栃木駅)は +15.6 %(単価 +4.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(小山駅)は -34.9 %(単価 -9.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 14.2 分 → 2023年 11.9 分、-15.8 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 3.8 % → 2023年 16.7 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 5.0 % → 2023年 8.3 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 30.8 % → 2023年 16.7 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 5.0 % → 2023年 8.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった栃木駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +15.6%( +4.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -34.9%( -9.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2022年)に比べて -37.5%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR両毛線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
山前駅 | - | 6.5万/㎡ (0年/20.0㎡) | 6.6万/㎡ (36.2年/31.2㎡) |
足利駅 | - | 15.0万/㎡ (32.1年/58.0㎡) | 11.8万/㎡ (26.1年/40.0㎡) |
佐野駅 | - | - | 9.1万/㎡ (25.0年/60.0㎡) |
栃木駅 | 30.9万/㎡ (9.5年/77.5㎡) | 26.7万/㎡ (14.8年/81.7㎡) | 27.5万/㎡ (13.3年/80.0㎡) |
小山駅 | 18.1万/㎡ (26.8年/62.0㎡) | 27.9万/㎡ (21.5年/63.8㎡) | 28.9万/㎡ (17.5年/71.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
栃木駅 30.9 万/㎡(昨年同期比 +15.6 %)
栃木駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +15.6%( +4.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 9.5年(昨年 14.8年から -36.0 %減)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 81.7 ㎡から -5.1 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 14.8 年 → 2023年 9.5 年、-36.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 3.7 分 → 2023年 1.5 分、-59.1 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 100.0 %)
小山駅 18.1 万/㎡(昨年同期比 -34.9 %)
小山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -34.9%( -9.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2022年)に比べて -37.5%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.8年(昨年 21.5年から +25.0 %増)。平均専有面積は 62.0 ㎡ (昨年 63.8 ㎡から -2.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 16.8 分 → 2023年 14.0 分、-16.4 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 61.5 % → 2023年 60.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 21.5 年 → 2023年 26.8 年、+25.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 37.5 % → 2023年 20.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示