【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年4月〜6月期の西九州新幹線 (諫早駅~長崎駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -18.6%( -6.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて -53.3%( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.0年(昨年 18.9年から -20.4 %減)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 75.7 ㎡から +12.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。長崎駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは長崎駅で昨年に比べ +13.6 %、単価は 41.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(長崎駅)は +13.6 %(単価 +4.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(長崎駅)は +13.6 %(単価 +4.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 18.9 年 → 2025年 15.0 年、-20.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 21.8 分 → 2025年 17.0 分、-22.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 % → 2025年 25.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +13.6%( +4.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった長崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +13.6%( +4.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 西九州新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 諫早駅 | 20.8万/㎡ (18.3年/95.0㎡) | - | 43.3万/㎡ (9.8年/93.3㎡) |
| 長崎駅 | 41.2万/㎡ (5.3年/71.7㎡) | 36.3万/㎡ (18.9年/75.7㎡) | 29.6万/㎡ (23.6年/66.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
長崎駅 41.2 万/㎡(昨年同期比 +13.6 %)
長崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +13.6%( +4.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 5.3年(昨年 18.9年から -72.1 %減)。平均専有面積は 71.7 ㎡ (昨年 75.7 ㎡から -5.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 18.9 年 → 2025年 5.3 年、-72.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2024年 21.8 分 → 2025年 18.7 分、-14.3 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示