【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年4月〜6月期の高松琴平電鉄長尾線 (瓦町駅~学園通り駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +44.8%( +8.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2024年)に比べて +200.0%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.1年(昨年 28.0年から -32.0 %減)。平均専有面積は 73.8 ㎡ (昨年 58.8 ㎡から +25.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。林道駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは林道駅で昨年に比べ -5.0 %、単価は 20.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(瓦町駅)は +109.2 %(単価 +16.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(林道駅)は -5.0 %(単価 -1.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 28.0 年 → 2025年 19.1 年、-32.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 20.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.2 分 → 2025年 9.2 分、+26.4 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 25.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった瓦町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +109.2%( +16.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +150.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった林道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -5.0%( -1.1万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +150.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 高松琴平電鉄長尾線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 瓦町駅 | 31.8万/㎡ (16.0年/73.0㎡) | 15.2万/㎡ (37.3年/35.0㎡) | 27.6万/㎡ (14.3年/105㎡) |
| 花園駅 | 29.6万/㎡ (13.3年/70.0㎡) | - | 26.4万/㎡ (14.3年/60.0㎡) |
| 林道駅 | 20.8万/㎡ (22.7年/76.0㎡) | 21.9万/㎡ (18.8年/82.5㎡) | 25.7万/㎡ (18.3年/70.0㎡) |
| 木太東口駅 | - | - | - |
| 元山駅 | - | - | 16.0万/㎡ (21.8年/65.0㎡) |
| 農学部前駅 | - | - | - |
| 学園通り駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
瓦町駅 31.8 万/㎡(昨年同期比 +109.2 %)
瓦町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +109.2%( +16.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +150.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.0年(昨年 37.3年から -57.0 %減)。平均専有面積は 73.0 ㎡ (昨年 35.0 ㎡から +108.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 37.3 年 → 2025年 16.0 年、-57.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 20.0 %)
林道駅 20.8 万/㎡(昨年同期比 -5.0 %)
林道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -5.0%( -1.1万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +150.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.7年(昨年 18.8年から +20.8 %増)。平均専有面積は 76.0 ㎡ (昨年 82.5 ㎡から -7.9 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 18.8 年 → 2025年 22.7 年、+20.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.5 分 → 2025年 13.2 分、+76.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示