
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の高松琴平電鉄長尾線 (瓦町駅~学園通り駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +79.4%( +13.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて -36.4%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.3年(昨年 26.7年から -20.4 %減)。平均専有面積は 65.7 ㎡ (昨年 60.5 ㎡から +8.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。瓦町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは瓦町駅で昨年に比べ +93.8 %、単価は 35.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(瓦町駅)は +93.8 %(単価 +17.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(林道駅)は -26.1 %(単価 -5.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 26.7 年 → 2025年 21.3 年、-20.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.5 分 → 2025年 8.9 分、-23.3 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 36.4 % → 2025年 57.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった瓦町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +93.8%( +17.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +25.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった花園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +17.4%( +2.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
高松琴平電鉄長尾線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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瓦町駅 | 35.3万/㎡ (17.4年/63.0㎡) | 18.2万/㎡ (27.5年/40.0㎡) | 33.7万/㎡ (15.3年/86.7㎡) |
花園駅 | 14.7万/㎡ (33.0年/75.0㎡) | 12.5万/㎡ (34.7年/70.0㎡) | 13.9万/㎡ (28.8年/72.5㎡) |
林道駅 | 15.7万/㎡ (29.0年/70.0㎡) | 21.2万/㎡ (16.0年/80.0㎡) | 26.5万/㎡ (12.5年/82.5㎡) |
木太東口駅 | - | - | - |
元山駅 | - | 16.5万/㎡ (21.3年/71.7㎡) | 20.3万/㎡ (17.7年/75.0㎡) |
農学部前駅 | - | - | - |
学園通り駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
瓦町駅 35.3 万/㎡(昨年同期比 +93.8 %)
瓦町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +93.8%( +17.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +25.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.4年(昨年 27.5年から -36.7 %減)。平均専有面積は 63.0 ㎡ (昨年 40.0 ㎡から +57.5 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 27.5 年 → 2025年 17.4 年、-36.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 80.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 4.8 分 → 2025年 5.4 分、+13.7 %と増加)
林道駅 15.7 万/㎡(昨年同期比 -26.1 %)
林道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -26.1%( -5.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 29.0年(昨年 16.0年から +81.2 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -12.5 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 16.0 年 → 2025年 29.0 年、+81.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 8.0 分 → 2025年 24.0 分、+200.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示