
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の神戸電鉄三田線 (五社駅~三田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -34.6%( -10.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2024年)に比べて -42.1%( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.0年(昨年 21.3年から +41.3 %増)。平均専有面積は 70.9 ㎡ (昨年 73.2 ㎡から -3.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。田尾寺駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは田尾寺駅で昨年に比べ +14.1 %、単価は 16.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(田尾寺駅)は +14.1 %(単価 +2.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(神鉄道場駅)は -42.9 %(単価 -10.7 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 21.3 年 → 2025年 30.0 年、+41.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.4 分 → 2025年 9.5 分、+27.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 52.9 % → 2025年 81.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった三田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -26.0%( -10.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -60.0%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岡場駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -38.2%( -7.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -40.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
神戸電鉄三田線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
五社駅 | - | - | 4.6万/㎡ (39.0年/105㎡) |
岡場駅 | 12.3万/㎡ (37.0年/71.7㎡) | 19.9万/㎡ (32.2年/85.0㎡) | 23.1万/㎡ (27.7年/86.7㎡) |
田尾寺駅 | 16.5万/㎡ (32.0年/85.0㎡) | 14.4万/㎡ (27.7年/81.7㎡) | 13.3万/㎡ (29.5年/88.9㎡) |
二郎駅 | - | - | - |
道場南口駅 | - | - | - |
神鉄道場駅 | 14.3万/㎡ (33.0年/70.0㎡) | 25.0万/㎡ (16.0年/80.0㎡) | 19.3万/㎡ (27.8年/89.0㎡) |
横山駅 | - | - | - |
三田本町駅 | 14.4万/㎡ (33.0年/62.5㎡) | - | - |
三田駅 | 29.4万/㎡ (22.0年/71.2㎡) | 39.8万/㎡ (12.6年/64.0㎡) | 32.7万/㎡ (17.0年/66.4㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
田尾寺駅 16.5 万/㎡(昨年同期比 +14.1 %)
田尾寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +14.1%( +2.0万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.0年(昨年 27.7年から +15.7 %増)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 81.7 ㎡から +4.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.3 分 → 2025年 7.0 分、-38.2 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 27.7 年 → 2025年 32.0 年、+15.7 %と増加)
神鉄道場駅 14.3 万/㎡(昨年同期比 -42.9 %)
神鉄道場駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -42.9%( -10.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 33.0年(昨年 16.0年から +106.2 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -12.5 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 16.0 年 → 2025年 33.0 年、+106.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 1.0 分 → 2025年 9.0 分、+800.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示