【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜9月期の大阪千日前線 (野田阪神駅~南巽駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は71.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +4.8%( +3.3万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 839 件(1年前(2024年)に比べて -20.7%( -219件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.7年(昨年 20.2年から +7.6 %増)。平均専有面積は 50.8 ㎡ (昨年 50.4 ㎡から +0.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全体的に上昇基調。今里駅、北巽駅、南巽駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは南巽駅で昨年に比べ +31.2 %、単価は 45.0 万円/㎡となった。
上位 2 駅(南巽駅、今里駅)は +27.6 %(単価 +9.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(鶴橋駅、玉川駅)は -6.8 %(単価 -4.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 26.0 % → 2025年 20.5 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 42.3 % → 2025年 45.8 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 17.3 % → 2025年 24.7 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 22.4 % → 2025年 20.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった難波駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は90.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +6.9%( +5.8万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2024年)に比べて -29.6%( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北巽駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +23.0%( +5.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2024年)に比べて -5.9%( -1件/㎡)と弱含みに推移しています。)。
| 大阪千日前線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 野田阪神駅 | 80.3万/㎡ (15.5年/51.3㎡) | 76.2万/㎡ (14.9年/49.0㎡) | 67.9万/㎡ (18.1年/51.9㎡) |
| 玉川駅 | 57.2万/㎡ (32.6年/52.0㎡) | 61.0万/㎡ (25.1年/48.9㎡) | 59.1万/㎡ (25.8年/48.9㎡) |
| 阿波座駅 | 70.2万/㎡ (22.2年/51.5㎡) | 69.1万/㎡ (20.2年/50.0㎡) | 63.4万/㎡ (19.4年/51.0㎡) |
| 西長堀駅 | 84.4万/㎡ (20.1年/56.4㎡) | 76.9万/㎡ (18.4年/54.4㎡) | 65.0万/㎡ (21.4年/53.4㎡) |
| 桜川駅 | 79.8万/㎡ (16.9年/40.3㎡) | 68.2万/㎡ (20.9年/45.4㎡) | 63.0万/㎡ (20.5年/43.2㎡) |
| 難波駅 | 90.5万/㎡ (13.7年/36.3㎡) | 84.7万/㎡ (14.0年/38.7㎡) | 82.9万/㎡ (12.3年/39.6㎡) |
| 日本橋駅 | 66.0万/㎡ (21.0年/41.4㎡) | 68.5万/㎡ (18.9年/48.0㎡) | 62.2万/㎡ (16.4年/41.8㎡) |
| 谷町九丁目駅 | 63.6万/㎡ (24.8年/47.8㎡) | 64.9万/㎡ (20.8年/50.8㎡) | 58.9万/㎡ (22.4年/48.6㎡) |
| 鶴橋駅 | 65.5万/㎡ (22.4年/55.2㎡) | 70.6万/㎡ (17.8年/51.3㎡) | 57.8万/㎡ (24.2年/51.4㎡) |
| 今里駅 | 46.3万/㎡ (30.7年/56.1㎡) | 37.3万/㎡ (30.2年/57.3㎡) | 43.0万/㎡ (27.3年/54.9㎡) |
| 新深江駅 | 56.3万/㎡ (21.5年/58.1㎡) | 54.5万/㎡ (20.6年/55.9㎡) | 36.4万/㎡ (31.3年/62.1㎡) |
| 小路駅 | - | - | - |
| 北巽駅 | 30.7万/㎡ (33.9年/65.0㎡) | 24.9万/㎡ (39.7年/54.7㎡) | 37.4万/㎡ (30.5年/46.2㎡) |
| 南巽駅 | 45.0万/㎡ (26.8年/58.0㎡) | 34.3万/㎡ (27.8年/60.0㎡) | 33.2万/㎡ (30.5年/61.2㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
南巽駅 45.0 万/㎡(昨年同期比 +31.2 %)
南巽駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は45.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +31.2%( +10.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +150.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.8年(昨年 27.8年から -3.4 %減)。平均専有面積は 58.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から -3.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 4.5 分 → 2025年 3.4 分、-24.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 60.0 %)
今里駅 46.3 万/㎡(昨年同期比 +24.0 %)
今里駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は46.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +24.0%( +9.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 54 件(1年前(2024年)に比べて +12.5%( +6件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 30.7年(昨年 30.2年から +1.3 %増)。平均専有面積は 56.1 ㎡ (昨年 57.3 ㎡から -2.1 %減)。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.1 % → 2025年 17.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 58.3 % → 2025年 37.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 41.5 %)
鶴橋駅 65.5 万/㎡(昨年同期比 -7.3 %)
鶴橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は65.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -7.3%( -5.2万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 51 件(1年前(2024年)に比べて -33.8%( -26件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.4年(昨年 17.8年から +25.8 %増)。平均専有面積は 55.2 ㎡ (昨年 51.3 ㎡から +7.6 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 31.6 % → 2025年 16.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 17.1 % → 2025年 22.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 17.8 年 → 2025年 22.4 年、+25.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 14.5 % → 2025年 32.0 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 23.7 % → 2025年 10.0 %)
玉川駅 57.2 万/㎡(昨年同期比 -6.2 %)
玉川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -6.2%( -3.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 25 件(1年前(2024年)に比べて -32.4%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.6年(昨年 25.1年から +29.9 %増)。平均専有面積は 52.0 ㎡ (昨年 48.9 ㎡から +6.3 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 16.2 % → 2025年 12.0 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.7 % → 2025年 4.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 25.1 年 → 2025年 32.6 年、+29.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 5.6 分 → 2025年 6.3 分、+11.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 29.7 % → 2025年 52.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 24.3 % → 2025年 12.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示