【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年4月〜6月期の名鉄津島線 (須ケ口駅~津島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -8.2%( -1.2万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 15 件(1年前(2024年)に比べて +87.5%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.3年(昨年 29.8年から +5.3 %増)。平均専有面積は 76.7 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -4.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。木田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは青塚駅で昨年に比べ +119.5 %、単価は 12.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(青塚駅)は +119.5 %(単価 +6.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(甚目寺駅)は -26.1 %(単価 -3.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 86.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 12.5 分 → 2025年 18.1 分、+44.5 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 12.5 % → 2025年 6.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった須ケ口駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -16.7%( -4.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった甚目寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -26.1%( -3.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 名鉄津島線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 須ケ口駅 | 22.2万/㎡ (23.3年/90.0㎡) | 26.7万/㎡ (35.3年/60.0㎡) | 26.6万/㎡ (21.0年/75.0㎡) |
| 甚目寺駅 | 10.0万/㎡ (34.3年/73.8㎡) | 13.5万/㎡ (26.3年/85.0㎡) | 13.5万/㎡ (27.6年/68.3㎡) |
| 七宝駅 | 9.7万/㎡ (40.3年/72.5㎡) | - | 13.0万/㎡ (34.9年/80.0㎡) |
| 木田駅 | 17.3万/㎡ (29.3年/75.0㎡) | 12.1万/㎡ (32.8年/75.0㎡) | 23.0万/㎡ (14.3年/100㎡) |
| 青塚駅 | 12.6万/㎡ (31.3年/80.0㎡) | 5.8万/㎡ (31.3年/80.0㎡) | - |
| 勝幡駅 | 12.7万/㎡ (32.3年/75.0㎡) | - | - |
| 津島駅 | 14.9万/㎡ (24.6年/76.7㎡) | 14.5万/㎡ (26.8年/90.0㎡) | 15.4万/㎡ (29.1年/71.7㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
青塚駅 12.6 万/㎡(昨年同期比 +119.5 %)
青塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +119.5%( +6.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.3年(昨年 31.3年から -0.0 %減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 30.0 分 → 2025年 25.0 分、-16.7 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
甚目寺駅 10.0 万/㎡(昨年同期比 -26.1 %)
甚目寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -26.1%( -3.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.3年(昨年 26.3年から +30.5 %増)。平均専有面積は 73.8 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -13.2 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 75.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 26.3 年 → 2025年 34.3 年、+30.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示