
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の高松琴平電鉄長尾線 (瓦町駅~学園通り駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +37.6%( +8.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて -81.6%( -31件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.3年(昨年 23.9年から -10.9 %減)。平均専有面積は 65.7 ㎡ (昨年 69.9 ㎡から -5.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。瓦町駅、花園駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは花園駅で昨年に比べ +33.3 %、単価は 14.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(花園駅)は +33.3 %(単価 +3.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(林道駅)は -33.9 %(単価 -8.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 23.9 年 → 2025年 21.3 年、-10.9 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.2 分 → 2025年 8.9 分、-20.8 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 21.1 % → 2025年 57.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 51.4 % → 2025年 57.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった瓦町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +25.2%( +7.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -58.3%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった花園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +33.3%( +3.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -85.7%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
高松琴平電鉄長尾線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
瓦町駅 | 35.3万/㎡ (17.4年/63.0㎡) | 28.2万/㎡ (22.6年/54.2㎡) | 31.1万/㎡ (15.9年/77.2㎡) |
花園駅 | 14.7万/㎡ (33.0年/75.0㎡) | 11.0万/㎡ (34.7年/80.7㎡) | 17.2万/㎡ (25.6年/68.6㎡) |
林道駅 | 15.7万/㎡ (29.0年/70.0㎡) | 23.8万/㎡ (19.5年/78.6㎡) | 19.5万/㎡ (23.4年/78.1㎡) |
木太東口駅 | - | 15.7万/㎡ (28.5年/70.0㎡) | 10.0万/㎡ (27.8年/75.0㎡) |
元山駅 | - | 17.6万/㎡ (21.4年/72.1㎡) | 21.3万/㎡ (18.1年/75.9㎡) |
農学部前駅 | - | - | - |
学園通り駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
花園駅 14.7 万/㎡(昨年同期比 +33.3 %)
花園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +33.3%( +3.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -85.7%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.0年(昨年 34.7年から -4.8 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 80.7 ㎡から -7.1 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.4 分 → 2025年 11.0 分、+48.1 %と大きく増加)
林道駅 15.7 万/㎡(昨年同期比 -33.9 %)
林道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -33.9%( -8.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -90.9%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.0年(昨年 19.5年から +49.0 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 78.6 ㎡から -11.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 19.5 年 → 2025年 29.0 年、+49.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 10.7 分 → 2025年 24.0 分、+123.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示