【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の近鉄天理線 (二階堂駅~天理駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +22.0%( +3.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -57.1%( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.9年(昨年 26.9年から -4.0 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 64.6 ㎡から +8.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。
上位 1 駅(前栽駅)は +3.4 %(単価 +0.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(天理駅)は +2.6 %(単価 +0.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 84.6 % → 2025年 66.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天理駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +2.6%( +0.8万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった前栽駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +3.4%( +0.5万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -60.0%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 近鉄天理線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 二階堂駅 | - | 12.2万/㎡ (33.3年/70.0㎡) | 9.6万/㎡ (32.5年/63.3㎡) |
| 前栽駅 | 15.7万/㎡ (30.3年/70.0㎡) | 15.2万/㎡ (27.9年/63.5㎡) | 14.6万/㎡ (28.9年/68.1㎡) |
| 天理駅 | 30.0万/㎡ (17.0年/70.0㎡) | 29.2万/㎡ (16.4年/65.0㎡) | 33.6万/㎡ (19.3年/68.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
前栽駅 15.7 万/㎡(昨年同期比 +3.4 %)
前栽駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +3.4%( +0.5万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -60.0%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.3年(昨年 27.9年から +8.7 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 63.5 ㎡から +10.2 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
天理駅 30.0 万/㎡(昨年同期比 +2.6 %)
天理駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +2.6%( +0.8万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 17.0年(昨年 16.4年から +3.8 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +7.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 7.0 分 → 2025年 6.0 分、-14.3 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示