【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜9月期のJR大和路線 (高井田駅~JR難波駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は50.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +4.6%( +2.2万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 346 件(1年前(2024年)に比べて -11.5%( -45件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 27.4年(昨年 25.8年から +6.1 %増)。平均専有面積は 62.4 ㎡ (昨年 60.2 ㎡から +3.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。加美駅、天王寺駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新今宮駅で昨年に比べ +122.8 %、単価は 66.0 万円/㎡となった。
上位 2 駅(新今宮駅、加美駅)は +96.3 %(単価 +28.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(東部市場前駅、今宮駅)は -25.8 %(単価 -16.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 18.7 % → 2025年 27.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 32.0 % → 2025年 31.2 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 24.5 % → 2025年 27.2 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 5.5 % → 2025年 2.6 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天王寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は83.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +24.1%( +16.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 56 件(1年前(2024年)に比べて -34.1%( -29件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった志紀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +13.3%( +2.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 23 件(1年前(2024年)に比べて +15.0%( +3件/㎡)と好調に推移しています。)。
| JR大和路線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高井田駅 | 38.7万/㎡ (28.3年/63.4㎡) | 38.0万/㎡ (29.1年/60.9㎡) | 32.4万/㎡ (29.4年/67.1㎡) |
| 柏原駅 | 37.5万/㎡ (23.7年/68.0㎡) | 38.4万/㎡ (18.7年/62.9㎡) | 32.4万/㎡ (19.8年/68.8㎡) |
| 志紀駅 | 17.6万/㎡ (42.2年/60.2㎡) | 15.5万/㎡ (38.3年/62.5㎡) | 17.6万/㎡ (38.8年/61.2㎡) |
| 八尾駅 | 28.0万/㎡ (34.2年/70.9㎡) | 28.6万/㎡ (30.9年/66.2㎡) | 27.5万/㎡ (35.1年/64.3㎡) |
| 久宝寺駅 | 53.3万/㎡ (16.4年/72.0㎡) | 55.0万/㎡ (16.2年/75.2㎡) | 53.2万/㎡ (14.7年/71.4㎡) |
| 加美駅 | 47.5万/㎡ (22.1年/55.6㎡) | 28.0万/㎡ (34.5年/63.6㎡) | 24.5万/㎡ (32.3年/64.4㎡) |
| 平野駅 | 31.7万/㎡ (35.8年/64.3㎡) | 29.5万/㎡ (34.3年/63.0㎡) | 29.3万/㎡ (34.8年/67.8㎡) |
| 東部市場前駅 | 34.3万/㎡ (31.2年/52.9㎡) | 63.7万/㎡ (13.9年/45.2㎡) | 40.3万/㎡ (23.3年/58.3㎡) |
| 天王寺駅 | 83.2万/㎡ (26.7年/62.9㎡) | 67.1万/㎡ (24.0年/55.9㎡) | 71.0万/㎡ (20.3年/64.4㎡) |
| 新今宮駅 | 66.0万/㎡ (25.3年/37.5㎡) | 29.6万/㎡ (38.5年/55.0㎡) | 23.8万/㎡ (42.3年/40.0㎡) |
| 今宮駅 | 75.0万/㎡ (10.7年/24.4㎡) | 79.4万/㎡ (10.1年/23.0㎡) | 78.0万/㎡ (7.9年/25.3㎡) |
| JR難波駅 | 80.2万/㎡ (18.0年/56.9㎡) | 76.2万/㎡ (16.9年/63.1㎡) | 75.1万/㎡ (16.3年/54.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
新今宮駅 66.0 万/㎡(昨年同期比 +122.8 %)
新今宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は66.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +122.8%( +36.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.3年(昨年 38.5年から -34.4 %減)。平均専有面積は 37.5 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から -31.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 38.5 年 → 2025年 25.3 年、-34.4 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 66.7 % → 2025年 50.0 %)
加美駅 47.5 万/㎡(昨年同期比 +69.8 %)
加美駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は47.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +69.8%( +19.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 24 件(1年前(2024年)に比べて +33.3%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.1年(昨年 34.5年から -36.1 %減)。平均専有面積は 55.6 ㎡ (昨年 63.6 ㎡から -12.6 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 34.5 年 → 2025年 22.1 年、-36.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2024年 8.6 分 → 2025年 7.2 分、-16.1 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 % → 2025年 4.2 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 58.3 %)
東部市場前駅 34.3 万/㎡(昨年同期比 -46.2 %)
東部市場前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -46.2%( -29.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2024年)に比べて -53.3%( -16件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.2年(昨年 13.9年から +125.0 %増)。平均専有面積は 52.9 ㎡ (昨年 45.2 ㎡から +17.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.3 % → 2025年 14.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 13.9 年 → 2025年 31.2 年、+125.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 10.3 % → 2025年 28.6 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.7 % → 2025年 35.7 %)
今宮駅 75.0 万/㎡(昨年同期比 -5.5 %)
今宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は75.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -5.5%( -4.4万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(1年前(2024年)に比べて -10.0%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 10.7年(昨年 10.1年から +6.4 %増)。平均専有面積は 24.4 ㎡ (昨年 23.0 ㎡から +6.3 %増)。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 10.0 % → 2025年 11.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 3.1 分 → 2025年 3.7 分、+18.3 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 70.0 % → 2025年 55.6 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示