【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年7月〜9月期の京阪京津線 (御陵駅～四宮駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +29.0％( +7.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -42.9％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.8年(昨年 33.0年から +5.5 ％増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 53.6 ㎡から +30.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。四宮駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは四宮駅で昨年に比べ +44.7 ％、単価は 33.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(四宮駅)は +44.7 ％(単価 +10.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(御陵駅)は +10.4 ％(単価 +3.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 5.7 分 → 2024年 4.0 分、-30.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 28.6 ％ → 2024年 100.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 42.9 ％ → 2024年 50.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった四宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +44.7％( +10.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -25.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった御陵駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +10.4％( +3.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 京阪京津線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 御陵駅 | 32.5万/㎡ (26.5年/80.0㎡) | 29.4万/㎡ (24.2年/53.3㎡) | 25.3万/㎡ (17.5年/75.0㎡) |
| 京阪山科駅 | - | - | - |
| 四宮駅 | 33.8万/㎡ (37.5年/66.7㎡) | 23.4万/㎡ (39.5年/53.8㎡) | 24.8万/㎡ (46.5年/62.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
四宮駅 33.8 万/㎡(昨年同期比 +44.7 ％)
四宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +44.7％( +10.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -25.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.5年(昨年 39.5年から -5.1 ％減)。平均専有面積は 66.7 ㎡ (昨年 53.8 ㎡から +24.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 7.5 分 → 2024年 4.3 分、-42.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 66.7 ％)
御陵駅 32.5 万/㎡(昨年同期比 +10.4 ％)
御陵駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +10.4％( +3.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.5年(昨年 24.2年から +9.7 ％増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 53.3 ㎡から +50.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 3.3 分 → 2024年 3.0 分、-10.0 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 ％ → 2024年 100.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示