【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜6月期のJR関西本線 (桑名駅~亀山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -0.3%( -0.1万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 38 件(1年前(2024年)に比べて -25.5%( -13件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.9年(昨年 22.1年から +3.4 %増)。平均専有面積は 75.1 ㎡ (昨年 80.2 ㎡から -6.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。桑名駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは桑名駅で昨年に比べ +11.8 %、単価は 31.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(桑名駅)は +11.8 %(単価 +3.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(四日市駅)は -17.1 %(単価 -4.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 21.6 % → 2025年 26.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 46.8 % → 2025年 57.9 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桑名駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +11.8%( +3.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 26 件(1年前(2024年)に比べて -38.1%( -16件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -17.1%( -4.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
| JR関西本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 桑名駅 | 31.8万/㎡ (20.7年/75.8㎡) | 28.4万/㎡ (23.1年/80.2㎡) | 31.8万/㎡ (19.6年/78.2㎡) |
| 富田駅 | 27.5万/㎡ (23.2年/76.7㎡) | 32.8万/㎡ (15.1年/82.5㎡) | 34.6万/㎡ (14.1年/87.5㎡) |
| 富田浜駅 | - | - | 4.2万/㎡ (43.8年/95.0㎡) |
| 四日市駅 | 23.5万/㎡ (28.3年/70.8㎡) | 28.4万/㎡ (18.0年/77.5㎡) | 29.8万/㎡ (18.9年/77.5㎡) |
| 南四日市駅 | - | - | - |
| 河曲駅 | 9.6万/㎡ (30.1年/76.7㎡) | - | 5.3万/㎡ (28.5年/75.0㎡) |
| 亀山駅 | - | 22.2万/㎡ (16.5年/90.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
桑名駅 31.8 万/㎡(昨年同期比 +11.8 %)
桑名駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +11.8%( +3.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 26 件(1年前(2024年)に比べて -38.1%( -16件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.7年(昨年 23.1年から -10.3 %減)。平均専有面積は 75.8 ㎡ (昨年 80.2 ㎡から -5.6 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 23.1 年 → 2025年 20.7 年、-10.3 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.1 % → 2025年 15.4 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 23.8 % → 2025年 11.5 %)
四日市駅 23.5 万/㎡(昨年同期比 -17.1 %)
四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -17.1%( -4.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 28.3年(昨年 18.0年から +57.4 %増)。平均専有面積は 70.8 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から -8.6 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 18.0 年 → 2025年 28.3 年、+57.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 6.3 分 → 2025年 7.8 分、+23.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 40.0 % → 2025年 83.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示