【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期のJR日豊本線 (市棚駅～五十市駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.0万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -0.8％( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 76 件(１年前(2024年)に比べて -41.1％( -53件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 130.2 坪 (昨年 117.7 坪から +10.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。門川駅、南宮崎駅、都城駅、西都城駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは旭ケ丘駅で昨年に比べ +829.7 ％、坪単価は 12.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(旭ケ丘駅、清武駅)は +554.2 ％(坪単価 +12.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(日向新富駅、日向市駅)は -78.4 ％(坪単価 -6.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 4.7 ％ → 2025年 3.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宮崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.7万円/坪(9.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -0.5％( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった日向新富駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -80.8％( -4.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR日豊本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 市棚駅 | - | - | - |
| 北川駅 | - | - | - |
| 日向長井駅 | - | 0.6万/坪 (72.6坪) | - |
| 北延岡駅 | - | 4.2万/坪 (160坪) | - |
| 延岡駅 | 14.6万/坪 (106坪) | 13.2万/坪 (90.3坪) | 9.5万/坪 (133坪) |
| 南延岡駅 | 14.2万/坪 (84.7坪) | 12.6万/坪 (66.6坪) | 9.6万/坪 (128坪) |
| 旭ケ丘駅 | 12.9万/坪 (63.5坪) | 1.4万/坪 (151坪) | 13.1万/坪 (80.2坪) |
| 土々呂駅 | - | - | - |
| 門川駅 | 7.1万/坪 (154坪) | 5.4万/坪 (99.3坪) | 4.9万/坪 (163坪) |
| 日向市駅 | 2.4万/坪 (21.2坪) | 9.8万/坪 (128坪) | 8.5万/坪 (105坪) |
| 財光寺駅 | - | - | 10.4万/坪 (190坪) |
| 南日向駅 | - | - | 3.9万/坪 (163坪) |
| 美々津駅 | - | - | 1.0万/坪 (28.7坪) |
| 東都農駅 | - | - | - |
| 都農駅 | - | 1.7万/坪 (165坪) | 4.7万/坪 (36.3坪) |
| 川南駅 | - | - | 2.5万/坪 (139坪) |
| 高鍋駅 | 2.2万/坪 (191坪) | 3.7万/坪 (102坪) | 3.1万/坪 (132坪) |
| 日向新富駅 | 1.2万/坪 (260坪) | 6.0万/坪 (147坪) | 2.8万/坪 (119坪) |
| 佐土原駅 | 5.6万/坪 (140坪) | 6.5万/坪 (119坪) | 6.2万/坪 (113坪) |
| 日向住吉駅 | 20.2万/坪 (109坪) | 6.6万/坪 (303坪) | 9.2万/坪 (88.6坪) |
| 蓮ケ池駅 | 8.8万/坪 (216坪) | 19.8万/坪 (175坪) | 20.0万/坪 (71.8坪) |
| 宮崎神宮駅 | 13.5万/坪 (106坪) | 17.0万/坪 (123坪) | 17.3万/坪 (127坪) |
| 宮崎駅 | 31.7万/坪 (89.2坪) | 31.9万/坪 (138坪) | 24.9万/坪 (138坪) |
| 南宮崎駅 | 28.6万/坪 (56.9坪) | 18.8万/坪 (76.6坪) | 24.2万/坪 (80.5坪) |
| 加納駅 | 17.7万/坪 (115坪) | 18.0万/坪 (66.6坪) | 14.5万/坪 (173坪) |
| 清武駅 | 18.8万/坪 (71.8坪) | 5.0万/坪 (545坪) | 19.8万/坪 (60.5坪) |
| 日向沓掛駅 | 6.0万/坪 (292坪) | - | 5.2万/坪 (290坪) |
| 田野駅 | 4.2万/坪 (204坪) | - | 6.3万/坪 (175坪) |
| 山之口駅 | 1.3万/坪 (171坪) | - | 2.3万/坪 (144坪) |
| 餅原駅 | 2.8万/坪 (363坪) | - | - |
| 三股駅 | 2.7万/坪 (94.2坪) | 5.9万/坪 (106坪) | 4.4万/坪 (99.8坪) |
| 都城駅 | 10.8万/坪 (130坪) | 6.4万/坪 (93.8坪) | 9.2万/坪 (88.7坪) |
| 西都城駅 | 9.3万/坪 (150坪) | 7.5万/坪 (132坪) | 8.4万/坪 (131坪) |
| 五十市駅 | 6.5万/坪 (157坪) | 6.8万/坪 (116坪) | 6.9万/坪 (130坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
旭ケ丘駅 12.9 万/坪(昨年同期比 +829.7 ％)
旭ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.9万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +829.7％( +11.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 151.3 坪から -58.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 30.0 分 → 2025年 16.0 分、-46.7 ％と大きく減少)
清武駅 18.8 万/坪(昨年同期比 +278.6 ％)
清武駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.8万円/坪(5.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +278.6％( +13.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 71.8 坪 (昨年 544.5 坪から -86.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 30.0 分 → 2025年 5.5 分、-81.7 ％と大きく減少)
日向新富駅 1.2 万/坪(昨年同期比 -80.8 ％)
日向新富駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -80.8％( -4.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 260.2 坪 (昨年 146.7 坪から +77.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 54.3 分 → 2025年 60.0 分、+10.4 ％と増加)
日向市駅 2.4 万/坪(昨年同期比 -76.0 ％)
日向市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -76.0％( -7.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -94.1％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 21.2 坪 (昨年 128.0 坪から -83.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 26.6 分 → 2025年 30.0 分、+12.6 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示