【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期のJR大村線 (早岐駅～諫早駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.6万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -14.4％( -1.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 15 件(１年前(2023年)に比べて -70.6％( -36件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 133.4 坪 (昨年 101.4 坪から +31.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。早岐駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは早岐駅で昨年に比べ +77.9 ％、坪単価は 16.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(早岐駅)は +77.9 ％(坪単価 +7.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(諫早駅)は -31.9 ％(坪単価 -5.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.9 ％ → 2024年 6.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 19.8 分 → 2024年 23.6 分、+19.4 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった早岐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.6万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +77.9％( +7.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岩松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -30.5％( -1.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR大村線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 早岐駅 | 16.6万/坪 (94.9坪) | 9.4万/坪 (40.1坪) | 18.5万/坪 (46.4坪) |
| ハウステンボス駅 | - | - | - |
| 南風崎駅 | - | - | 8.2万/坪 (39.3坪) |
| 小串郷駅 | - | 4.9万/坪 (104坪) | - |
| 川棚駅 | - | 1.3万/坪 (75.6坪) | 5.8万/坪 (75.6坪) |
| 彼杵駅 | 7.1万/坪 (72.6坪) | 6.1万/坪 (200坪) | 4.5万/坪 (90.8坪) |
| 千綿駅 | - | 2.0万/坪 (203坪) | - |
| 松原駅 | - | 4.2万/坪 (115坪) | 7.8万/坪 (262坪) |
| 竹松駅 | 9.1万/坪 (126坪) | 11.7万/坪 (209坪) | 12.3万/坪 (103坪) |
| 諏訪駅 | - | 18.9万/坪 (73.4坪) | 10.0万/坪 (65.8坪) |
| 大村駅 | - | 16.4万/坪 (75.7坪) | 18.0万/坪 (125坪) |
| 岩松駅 | 3.6万/坪 (228坪) | 5.2万/坪 (199坪) | 3.6万/坪 (59.7坪) |
| 諫早駅 | 10.6万/坪 (159坪) | 15.6万/坪 (56.0坪) | 13.7万/坪 (150坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
早岐駅 16.6 万/坪(昨年同期比 +77.9 ％)
早岐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.6万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +77.9％( +7.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 94.9 坪 (昨年 40.1 坪から +136.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 32.5 分 → 2024年 19.0 分、-41.5 ％と大きく減少)
諫早駅 10.6 万/坪(昨年同期比 -31.9 ％)
諫早駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.6万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -31.9％( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 158.8 坪 (昨年 56.0 坪から +183.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 22.7 分 → 2024年 33.2 分、+46.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示